内容説明
人生を八十年とし、それを四で割ってみた。四は四季の四である。すると、今年五十のわたしは、秋の真んなかにいた――。どこにでもある日々が、ここにしかない物語に変わる。山本周五郎賞受賞&直木賞候補作『平場の月』の著者による、大人の心に寄り添う、切なく優しい短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
のんちゃん
45
帯裏に「どこにでもある日が、ここにしかない物語に変わる」とあるがまさにその通りの短編集。朝倉作品は読メ登録以前に読了のものも合わせて3作目。いつも街中のすぐ隣を歩いている人の身の上話の様な作品だが、底が深く「あぁ、これって、人生、思った様にはなかなか行かず、この世は修行ってことよね」とほんのり軽くだが感じる作品なのだ。特に本作は6篇の主人公の平均年齢が51歳との事、親近感が湧く。さぁ、次は待望の『平場の月』どんな風に思い通りに行かない人生が待っているのか、切なくも読むのが楽しみだ。2022/01/16
エドワード
41
50代。今でも、ローカルアナに心ときめく。「会社にいる時は、舞台女優になったような感じがする。」同僚たちが期待する自分を演じればいい。たそがれどきに見つけたもの。それは、ひたむきに生きていた、あの日の自分。メールが無い頃、夢中で書いた、ファンシーな便箋、丸い文字、乙女チックな手書きの手紙。思い出の映画は「アラジン」。夫と出会って、本当に新しい世界が開いた。娘が生まれて、二つ目の新しい世界が開いた。共感があふれる。歌詞が心にしみ込む、「ホール・ニュー・ワールド」。最後の話だけ少し悲しい。いい本読んだな。2020/10/11
涼
33
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2020/06/post-c90fbc.html2020/06/04
はる
29
[kindle unlimited] 4、50代の女性が主人公の短編集。そんなこともあるよなあみたいな話しが多めでした。 お尻出したまま孤独死しちゃう話しがユーモア溢れてて好きでした。あとは寂しい女性が多いかな。2026/05/09
ちょん
28
平均年齢51歳の主人公たちの短編集。面白かったなぁ✨✨物語の舞台がほんのり北海道が多いのも嬉しい♥朝倉さんの出身地ですもんね。個人的には「王子と温泉」をもう少し読みたかった(笑)えっ、ここで終わり?もう少し続けてください‼️って叫びたくなりました(笑)2020/05/04
-
- 電子書籍
- 紛争でしたら八田まで(1)




