相続法の立法的課題[固定版面]

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相続法の立法的課題[固定版面]

  • 著者名:水野紀子【編著】
  • 価格 ¥4,070(本体¥3,700)
  • 有斐閣(2019/10発売)
  • ポイント 37pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784641137332
  • NDC分類:324.7

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内容説明

社会情勢の変化を受け,また平成25年の最高裁判決および法改正を契機として,相続法制の見直しへ向けた検討が進む。立法的課題,また,現在の理論・実務の到達点はどこにあるのか。法制審議会民法(相続関係)部会委員・幹事も含む執筆陣による研究成果。

目次

第1章 総論
 1 日本相続法の形成と課題=水野紀子
 2 信託法と相続法─同時存在の原則,遺言事項,遺留分=沖野眞已
第2章 相続分
 3 配偶者相続権─相続法改正の動向と課題=西 希代子
 4 婚外子相続分違憲決定に関する一考察=木村敦子
 5 具体的相続分が抱える問題=宮本誠子
第3章 遺産をめぐる法律関係
 6 相続不動産取引に潜むリスク─買い手からみた相続不動産=小粥太郎
 7 金銭債務と金銭債権の共同相続=窪田充見
第4章 遺言と遺留分
 8 包括遺贈と相続分指定─立法的課題を含む=潮見佳男
 9 受遺者の処分権行使の制限─負担付遺贈の一考察=石綿はる美
 10 遺留分制度の意義について─裁判例の分析による一考察=青竹美佳
 11 フランス法における遺留分=松川正毅
第5章 総括
 12 実務における可分債権の処理=松原正明
 13 偶感・現代日本における相続法学説=大村敦志