内容説明
東雲冬夜は『刻の黄昏』に巻き込まれ、如月御姫と共に魔人『ペイガン』を退けた。
そして冬夜は、御姫が発症した吸精病を隠しつつ、シスカ日本支社の終末化特別対策室の面々と接触を果たす。
そこでクラスメイトの古道いつきも対策室に所属していることが判明。
自身の目的と御姫の発症を隠し通すために、対策室への加入を申し出た冬夜は、御姫と同じ第一隊へ編入されることに。
すぐに非凡な力を示し始める冬夜だが、加入に納得できないといつきに勝負を挑まれてしまい――!?
「異世界魔法は遅れてる!」に通ずる現代神秘ファンタジー、第2巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
27
「刻の黄昏」に巻き込まれ、如月御姫と共に魔人『ペイガン』を退けた東雲冬夜。御姫が発症した吸精病を隠しつつ、シスカ日本支社の終末化特別対策室の面々と接触を果たす第二弾。こちらも久しぶりの刊行となりましたが、今回は深刻な状況に置かれているはずの美少女ヒロイン・御姫のポンコツっぷりが大爆発して、ラブコメ展開的にもなかなか美味しかったです。御姫やいつきたちと組んだチームも戦う中でいい感じになりそうな兆しが見えて、重い業を抱える冬夜が彼女たちと関わる中でこれからどう変わってゆくのか、続巻が楽しみになってきました。 2019/10/24
まるぼろ
16
さて今巻、御姫の所属するシスカ日本支社の終末化特別対策班と面会した冬夜は、自身も対策班へ加入するものの、そのメンバーの一人である古動いつきと折り合いが悪く…と言うお話です。まぁそのいつきに関しては後書きにもあった通り表紙が全てだったので驚きとかは無かったのですが、そんないつきが冬夜の事を騎士としての覚悟などを含めて認めると言うお話としては面白かったです。それと作中にて冬夜の口から結社の事や水明と面識がある様な会話が出てきたりと、そっち絡みも通して次巻以降どんな話になっていくのか楽しみです。2019/11/17
真白優樹
7
御姫と共に魔人を退けた後、対策室への加入を申し出た冬夜に対策室の一員だった級友、いつきが絡んでくる今巻。―――見出した死地の先、天弓を切り裂き駆け抜けよ。 御姫の明後日の方向にぽんこつな部分を揶揄う日常、新たな仲間と共に黄昏を駆け抜ける日常。二つの日常を行き来しながら仲間と衝突し、危機の中で認め合い一つのチームとなる、待たされた分の熱さがある、前巻を読んでいれば心が燃え上がる筈の巻である。謎の少年が告げる新たな敵の存在。果たして次なる戦いの相手と世界の秘密とは。 次巻はもう少し早く読みたいものである。2019/10/24
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