内容説明
国家が存在を秘匿する超能力者養成機関・ 悠世学園。全国から集められた子どもたちが 日々訓練していた。ある日、一人の平凡な男子 生徒・左木陽佑が瞬間移動の実技訓練中〈あ る力〉を暴発、ペアを組んだ女子・高馬さくらと ともに行方不明に。だが、これは国家を揺るがす 大事件の前兆にすぎなかった。抑え込まれた “何か”が二人の行く先々で動き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
219
おもしろくて一気読みでした。マンガみたいな展開とスピード感。戦闘シーンもあるし、超能力で学園なのでヒロアカに設定は近いですが方向はちょっと違ってる。まず真の黒幕がなかなか分からないとか政治も絡んでくるとか大好物笑。特別言いたいこととか主題みたいなものはなかったですが、映像化に向いてるのでアニメでも実写でも映画作ってほしいです。それ見越して書いてるかも?「「心配ないよ。能力があってもなくても、佐木君は佐木君だから」「本当に、そう思う?」「うん、私でよかったら、ずっと一緒にいてあげる」(略)「友達としてね」」2024/06/03
Hiro
28
こうした国家絡みの物語は興味をそそられる…。展開は面白かったが、深く印象に残った部分というとそれほどないかな。左木たちが"何か"の正体に気づき、自分たちのやるべき事を自覚する。後世に伝わっていく部分は、胸に来るものがあった。2020/03/29
空のかなた
23
実写化で是非観たい。怨念に取り込まれた禍者、禍者の技「全てを無に帰す闇の能力、黒珠」、神水の威力、能力の発現、パイロキネシス、思念転移、サイコメトリー、「グソーへ去れ!」と声を張り上げ神扇を振る沖縄のノロであるウトさん、七宝法師と宝珠が一体となりあの怨念を封印する最後の激闘シーン。中でも猛だけしい程の能力で敵をなぎ倒していく紋絽つぐが魅力的。何歳かは言えない程の歳を重ねていても、タイトなミニワンピースにショートボブ。濱田マリ、黒木メイサ、蒼井優さんが紋絽つぐのイメージ。続編が読みたい。2022/03/29
キューポップ
21
国家機密の超能力養成学校、場所も秘匿、超心理学(本著ではESP)と来れば期待満々!感想はガッカリ。これは漫画だったら面白かったろう。私が期待した本では無かった。 /一般社会とはバリアを張り隔絶した学園都市。超能力養成に励む生徒達。だが、何かの力に支配された生徒が姿を消す。助けようとする者達と敵の面々。 /500頁↓長編でも読みやすかったが、生徒以外の登場人物が把握しきれずハラハラも出来なくて評価は低い。せっかく題材や設定は大好きだったのに惜しい作品。@都内2022/03/31
petitlyz
17
舞台は超能力者の子弟や能力がある子どもが通う学園。国から費用が出ている。能力を持っていても、禍をなす者は禍者と呼ばれる。非常に多岐にわたる能力があり、最終的には禍者とそれ以外の戦いとなる。禍者は幻術(催眠術のような感じ?記憶を封印したり、上書きさせちゃう)を用いて多くの人を誑かす。異能のストーリーは大好きで面白かったけど、あまりにも技が凄すぎてあっけにとられてしまった。これはこれで楽しかった。2024/05/20
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