内容説明
社交界一モテ男の公爵ライアンと結婚した伯爵令嬢のリリア。初夜では彼に、甘く淫らに翻弄され愛を囁かれる。だけど新婚生活もつかの間、実はライアンが手フェチだと知ったリリアは、自分の手が彼の好みではないことに悲しむ。でも手以外の自分自身を好きになってもらおうと奮闘して!? 「君の一途さが私をとらえて離さない」公爵夫人として自分に一生懸命尽くすリリアの姿に、ライアンも本当に彼女のすべてを愛しはじめて。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六花
6
社交界一のモテ男と結婚したヒロイン。罠に嵌められ醜聞隠しの為に形だけの結婚をして、ヒーローは相変わらず他の女とイチャイチャ…。凄い好きな設定なんですけどねぇ。ヒーローが若干キモイ(手フェチだから!)のと、口が上手くて胡散臭いのがねぇ。つーか、このヒーローの魅力が解らなーい┐(´д`)┌。訳があってチャラチャラしてるなら許せるけど、コイツは自分の欲望のままにチャラチャラしてるだけだからアウト!2016/02/08
れん
5
とりあえずヒーローは理想の手と結婚したほうがいいのではないだろうか…というくらいこのヒーローのいいところがわからなかった。処女の手のところはゾワッとしてしまった。2015/10/03
加那
4
手フェチで…って、設定自体が結構面白かったんですが、主役二人がどうにも…。ヒーロー最低だと思うんですが。終盤自覚するから良くなりますが。ヒロインも頭お花畑の恋愛脳全開?うーん。もっとストーリーを練って、キャラに好感持てるような流れにしていただけたらなぁ、と。後、なんだろ。元から薄めの本ですが、もっと短くできるよね、的な。物語性少ないから。折角の皇太子登場の意味わからんし。父と王の関係も死んでるし。最後も微妙な尻切れトンボ状態。2015/09/28