内容説明
学生運動が盛んだった1973年、大学では講堂建設に反対する過激的集団「愛と平和」による活動が活発化していたが、僕はそれを尻目にアメリカン・シネマやフォークソングにのめりこんでいた。ある日、「愛と平和」のカリスマ的リーダーの呼びかけにより、講堂に立てこもった学生たちは、周囲を取り囲む警察と対峙する。僕はその様子を、ひそかに恋心を抱く同級生のサチコと見物する。学生運動の意味とは何だったのか。『いちご白書』の時代を、新たな感性が描き出す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
納間田 圭
21
謎、謎、謎!どうして光秀さんは信長さんを討ったのか…想像する事は自由です。なので…いろいろな諸説があってシカリ。何となく微妙なこの本。だけど…歴史の永遠の謎そして浪漫。日本史史上最大の謀反。その真実?「秀吉がねつ造し、軍記物に汚染された戦国史を今一度洗濯いたし申し候」と迫る光秀さんの子孫の作者。戦国の世は常は…まずは調略。自らの失敗は即一族の破滅。光秀さんがやらかしてしまった事…その動機は本人以外分かりません…これこそ真実2020/01/29
きっちゃん
10
評価されている資料(軍記物)が、実は当時の歴史小説とは、中々説得力がある。確かに天下を獲った秀吉の眼が光っているなか、明智を貶める話にしないと作者も怖いだろうし。私は納得しました。2018/02/19
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
7
行きつ戻りつ………やっと読了😅 何か久し振りに頭使ってガッツリ読んだわ😀 参考にされている歴史書なども読んで見たいけど………。時間かかりそうだなぁ。2023/11/17
Jimmy
3
前作の文庫はすごく面白かった記憶はありましたが、正直、本題の本能寺の肝は忘れてましたね。歴史資料をいかに読み解くのか、という方法論はなるほどと思いました。2018/06/30
なかじま
2
麒麟がくるで明智光秀に興味を持ち、読んでみました。 今までは、しょうもない理由で卑怯にも闇討ちするも三日で天下が終わり、命からがら逃げる途中で武士でもない人に殺された人、というイメージでしたが、ドラマでガラリと印象が変わり、謀反の理由も本書で納得できました。 ドラマや小説などで面白おかしく脚色されたものを歴史的事実だと思ってしまっていましたが、学校で習った歴史も、一体どこまでが事実なのか、本当のところは今からでは結局知る術はないのかなと思います。2021/03/27
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