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内容説明
日本文学界が生んだ鬼才・筒井康隆の作品群を、17名の漫画家がそれぞれの感性でコミカライズした驚異のアンソロジー!
日本SF黎明期を支え、今や正真正銘、日本文学界の大スターとなった筒井康隆。その傑作・怪作の数々が、執筆陣の独自解釈による、衝撃のコミック作品として、再降臨!
SF、スラップスティック、不条理……広大無辺・予測不能のツツイワールドが、今ここに!!
【収録作品】
相原コージ「死にかた」
吾妻ひでお「池猫」
いしいひさいち「大富豪刑事」
内田春菊「ムロジェクに感謝」
蛭子能収「傷ついたのは誰の心」
加藤礼次朗「TROUBLE」
喜国雅彦「鏡と薬と正義と女」
けらえいこ「妻四態」
三条友美「亭主調理法」
清水ミチコ「傾斜」
しりあがり寿「樹木 法廷に立つ」
とり・みき「我が良き狼」
ふくやまけいこ「かいじゅうゴミイ」
まつざきあけみ「イチゴの日」
南伸坊「禁花」
矢萩貴子「セクション」
山浦章「星は生きている」
さらに巻末には、原作者である筒井自身が執筆した短編漫画「アフリカの血」も特別収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
61
読みながら思い出しました。すごく昔に読んだことあった!筒井氏の短編を漫画化したものです。有名漫画家揃いで豪華な布陣。しかし筒井作品は数冊しか読んでいないわたしですので、元ネタが分からないものだらけ。これらの原作を1冊にまとめて出してくれるといいなぁ、読みたいなぁ。2019/11/03
keroppi
61
元になった「筒井漫画讀本」を持っているのに、出張で読む本がなくなって、本屋さんでこの本見つけたら買わずにおれなくなった。もちろん、ほとんど既読なんだけど、いいんです。出張で疲れた頭には、これくらいの毒がいい刺激になります。2019/10/31
アマニョッキ
41
吾妻ひでおさんを偲んで。やっぱり吾妻さんの描く女の子は抜群に魅力的。他は蛭子能収さんととり・みきさんの作品が好み。巻末には筒井さん自らの漫画も収録。めちゃくちゃ上手いしこれが一番面白いかも。2019/10/22
りんご
40
しりあがり寿、相原コージ、吾妻ひでお、蛭子能収、喜国雅彦などなど、私の中で懐かしい漫画家さんたちが、筒井康隆御大の作品を独自解釈で漫画にしてます。御大自らも漫画をお描きになっておられます、怪作です。2022/09/15
Vakira
37
筒井康隆さんの作品を好きな漫画家の方が漫画化。解釈の違いでちょっと違った作品になっているらしい。色んなパターンがあり、奇想天外な発想が流石です。今回の最大の収穫は筒井康隆さん自身が描いた漫画掲載。ストーリーもさながら漫画も描けることに驚きました。もう一冊発行されるそうなのでそれもまた読みます。2019/10/04