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内容説明
毒素を判別する魚・白紙魚を扱う店・美鬚堂――。14歳の少年・殊文は白紙魚の観察のため、毎日のように美鬚堂に通っている。ある日、赤俥という生物学者が、白紙魚を研究させてほしいと美鬚堂にやって来た。しかし、美鬚堂店主の長十郎は赤俥の申し出をすげなく断ってしまう。赤俥の探究心に同調する殊文は、長十郎の考えに納得できず、思わず赤俥の跡を追うが……!? 少年と不思議な魚が、毒にまつわる謎を解き明かす懐旧談!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
24
時は明治、十四歳の殊文が足繁く通う美鬚堂には一匹の魚がいる。其の魚には鱗が無い。目も見えず、摂食機能さえも退化し、すべてが剥落したかのような白い姿をさらして硝子の中でゆらゆらと揺蕩っている。但し毒素にだけはどれほど微量であっても反応し、其の時だけはからだの色を様々に変える。わだみのうおの章とつつくらやぶりの章にて登場する其の神秘的な生き物の名を白紙魚と云い…って、設定としては非常に美味しく美しいんですけど、どうやらこの一巻だけで続きは無いようで、白紙魚の正体も登場人物の素性も全部謎のまま。もったいない。2015/08/23
あっちゃん
23
明治時代を舞台とした不思議な魚・白紙魚を中心に回るファンタジー。出てくるキャラ全員に味があるし、絵も綺麗で読みやすかったです。ストーリーもハートフルでとても良かったです!この作品を一冊読み切りにしてしまうのはもったいないと思います!2013/08/08
Romi@いつも心に太陽を!
17
ジャケ買いです。魚好き作者(名前もニボシ/笑)が描く、不思議な魚にまつわる話。明治時代ってタイムスリップしたいくらいツボです。色素欠乏、鱗の欠落、摂食機能と視力の低下。あらゆる毒素、薬物に耐性を持ち、水溶した物質に反応し体表面に模様を生ず。模様を以て名を知る故に此の魚を白紙魚と云う・・・無邪気に観察日記をつける殊文坊ちゃん、坊ちゃん命の乙谷さん、美鬚堂のちょーさんにド変人風来坊のくもり先生とキャラが魅力的!作者オススメの明治村に行きたい病発症してます(笑)おまけ漫画的「ひねもす美鬚堂」が笑いを誘います。2011/02/06
ぐっち
13
読メで表紙ボレ。白紙魚という不思議な生き物が出てくる不思議なお話。キャラがみんな好きな感じで、特にくもり先生が好き。これ続きも読みたいなあ。2011/01/30
ムック
12
絵は思ったよりアニメちっくだったけど面白かった♪色素もうろこもない白紙魚、謎だなあ。ちょーさんとくもりの関係が好き。二巻で白紙魚の謎がどれぐらい明かされるのかが楽しみだ~☆ってすっかり続き物かと思ったけどどうなんだろう?2011/02/13
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