内容説明
豪華執筆陣による警察小説アンソロジー。父親と同じく警察官になった男が、父の起こしたある事件の真相を知る「汚名」(五十嵐貴久)、大好評の萩尾警部補シリーズから「消えたホトケ」(今野敏)、事件解決の端緒に不審な……「裏切りの日」(誉田哲也)、かつてない逃走方法で逃げる犯人を追う「シェパード」(三羽省吾)の4編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
322
ベテラン中堅作家4人による秀作警察小説アンソロジーですね。日頃から名探偵が出てくるミステリーばかり読んでいると登場する警察官が無能な人が多いのでつい軽視しがちですが、こういう警察小説を読むと決してそうではなく刑事のみなさんが日夜努力して私達をしっかり守ってくれているのだと実感できますね。私の選ぶ本書のベストは「シェパード」ですね。『消えたホトケ』今野敏:強行犯担当の捜査一課が盗犯担当の三課に助けを求めた死体消失の謎。ベテランらしい円熟の謎解きですが少し呆気ないのも事実で、やはり著者の本領は長編でしょうね。2022/07/25
KAZOO
152
四人の作家による警察絡みの短編小説です。どれも結構楽しませてくれるのですがやはり今野さんと誉田さんのものが印象に残りました。というか他のお二人の作家さんは初めてでした。誉田さんの作品は10月に発売される予定の本の第一部の様なのでこの作品の続きを読みたい気がします。2019/09/21
いつでも母さん
150
【再読】はぁ・・つくづく自分の記憶力の無さにため息ばかりだ。再読なのに思い出しもしない(泣)しかも何故か感想も挙げていない(汗)何のために読メを始めたのか・・初心に返ろう私(笑)お馴染みの4人の作家さんだもの、どれも絶対の安心感を思って読んだ。いつ読んでも面白いや。2022/12/10
しんごろ
148
四人の作家からなる警察小説のアンソロジー。多種多様とはこのことかな。どの作家さんも読みやすく、面白く読めました。誉田哲也さんは初読みでして、含みを持たせた終わり方で、ちょっとモヤモヤ。五十嵐貴久さん『汚名』が個人には面白かったです。もう一人か二人の作家さんを加えても良かったかなとも思います。警察小説が初めてという方、久しく読んでないから読みたいと思ってる方は、このアンソロジーを読んで、自分の好みを発見できるのではと思いました。久しぶりに長編の警察小説を読もうかな。2025/05/15
ひさか
115
日刊ゲンダイ2017年6月連載三羽省吾:シェパード、小説推理2018年1月号今野敏:消えたホトケ、5月号五十嵐貴久:汚名、10月号誉田哲也:裏切りの日、の4つの短編を収録して、2019年7月双葉文庫から刊行。警察小説アンソロジー。いずれも良くできた話ばかりで得した気分になりました。2020/08/09
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