餓獣（１）

著者名：小池ノクト【著】

講談社（2019/10発売）

• ISBN：9784065172353

内容説明

男子高校生・志隈と幼なじみの睦月が乗っていた地下鉄が突然、謎のバケモノに襲われた。パニックに陥り、次々と喰われていく乗客たち。果たして、人々は無事、地上に脱出することができるのか!? 世界最大の輸送網が殺戮の場と化す、東京地下鉄サバイバル！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

夜間の都心地下鉄車内。タチの悪い悪友達と同じ路線に居合わせた高校生・志隈は久々に再会した幼馴染・睦月に助けられるが、その直後、異音と共に緊急停止した車内は線路に現れた怪物の捕食の舞台と化す。秀作ミステリ「蜜の島」作者の新作を久しぶりに手に取る。同じ状況に置かれたならば、と言うリアリティが高めなのでパニックホラー系の群像劇としてはやや胸糞悪い要素が大きい。主人公は頼りなく、ヒロインは今一魅力に欠けるし、人の命は容赦も尊厳もなく蹂躙される、この地獄絵図に出口はあるのか。個人的にはもう一つ(以下コメ欄に余談)。

2019/10/22

[ともかず]

謎が解き明かされていくとの、この手のパニックものはつまらなくなりがちだが…。つまりまだ良いところ

2020/11/03

[しましまこ]

地下鉄に突然化け物が！グログロだよ～。

2021/01/10

[hannahhannah]

小池ノクトのパニック・サヴァイヴァル。地下鉄に乗っていた人たちが巨大な化け物に襲われる。小池さんは題材は面白そうなんだけど、演出面が微妙だったがこの作品は面白い。社長のキャラクターが良い。暗すぎて化け物がよく見えない。

2022/09/02

[ひー]

地下鉄が突然止まったかと思えば熊のような怪物が現れて襲ってくるパニック物。 このまま逃げ回って地上に戻って終わりってことも無いだろうから、どんな話になっていくのかな？

2019/11/24