自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織

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自然経営 ダイヤモンドメディアが開拓した次世代ティール組織

  • ISBN:9784862574770

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内容説明

会社は生命体――。だから、進化し続ける。

固定化されたヒエラルキー型の組織運営から、自然の摂理に則った「自然経営」へ。

これからの自律した組織のつくり方。

日本でどこよりも早くティール型組織を構築した「ダイヤモンドメディア」創業者・武井浩三氏と、元ソニー天外伺朗氏による、「ティール組織」の実践編!


1章 武井塾のイントロダクション

2章 理念も事業計画もない生命体的な会社
ダイヤモンドメディアという会社
上司部下なく会社の情報はすべてオープン

3章 ダイヤモンドメディアではカオスが常態
組織を生き物としてデザインする
組織づくりと街づくりの共通点 ほか

4章 ポリモルフィックネットワーク(多形構造)を武井浩三が目指す
転職をサポートする「Tonashiba」
役割を固定させない ほか
5章 組織の自浄作用
責任を追及してもわからない組織
人それぞれのメンタリティに合わせて

6章 自己組織化の三要素
経営者という立場を必要としない組織

7章 権力の流動性。でも残存パワーがうっとうしい!
会社とは何か、法人とは何か
自分ごとになるためには情報の透明性が必要 ほか

8章 日本流のティールを皆で開拓しよう!
見える化する
メンタルモデルとティールの関係性 ほか

9章 メンタルモデルごとに「ティール組織」が異なる
トップダウンかボトムアップか
ティールにもさまざまなスタイルがある ほか

10章 給料をどう決めるのか?
雇用とアウトソースについて
給与の決め方について ほか

11章 給料をオープンにする。大切だがなかなかでき難い!
給与を公開できる会社、できない会社
人事評価について ほか

12章 給料バブルから多くを学んだ
給与バブルをなくすために
給与制度のガイドライン

13章 給料決定に必要な心理的配慮
給与が下がることについて
業務委託料について ほか

14章 意識やパラダイムより、組織の構造・環境を変える
ティール的な給与の考え方
給与をオープンにすると ほか

15章 情報公開のセオリーと実務
理念で混乱する現場
社長の給与も公開するのか
負債も分散するのか ほか

16章 個人の意識の成長・発達とティール組織
実存的変容を起こすと運がよくなる

17章 開放性のキーは「1on1」と「人だまりスペース」
情報の透明性が最も重要
ダイヤモンドメディアの1on1の実際 ほか

18章 言語化すると失われるものがある!
目に見えないものは言語化できない

19章 新規ビジネスが自然に立ち上がる!
ティール組織だと新規事業が自然発生的に生まれる
情報の共有の仕方

20章 「権力」は構造が与える力。それをなくす!
年功序列の考え方について
決済権と人事権という権力 ほか

21章 会社の内と外の境界を淡くする
これからの資金調達のあり方
ティール組織になるためのプロセス ほか

22章 次世代の会社を現行法のなかで実現する!
権力を無効化するために
責任の所在について ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tenouji

13
「社長も投票で決める会社をやってみた。」の著者の方だったのか。組織の本質的な在り方から展開される議論は刺激的だなぁ。この書籍の範囲からは外れるけど、個人的には、自然が、多様性と進化の方法として、性差と突然変異の方法を選んでいるあたりの理由が、知りたいんだよねw。2019/11/16

べんちーに

3
「管理しない」マネジメント手法で企業経営を実践する著者が、自然のように変化し続ける自律型の『自然経営』について解説した本。 印象的だったのは、給与制度のガイドラインとして示された「共有資産に対する貢献」という概念。短期的な成果に囚われない評価指標は、あらゆる組織が目指すべき理想像だと感じました。 VUCAな社会で、自由に自律的に成果を出す組織のあり方について考えたいときに読みたい1冊。2019/10/16

さのかずや

2
なんか自分の中で直感的に思っていたことがいろいろまとまっていた。それが自然に任せるということか。ビジョンを持たずに自然に任せる、というのは、会社が回るくらいの利益があって組織が回転している状態にあるからこそできることであるような気がする。最初の状態だとある程度グイっとやる必要はありそうな印象。でもとにかく「情報の透明性」と「力の流動性」と「感情と境界の開放性」、というところはかなりしっくりきた。やりながらしかわかんないよなあ2020/07/12

屋間田

1
自然の摂理に則った会社運営をする!を根底に、ヒエラルキー会社ではない、つまり、上司がいない、株主がいない、権力者がいないという主従関係を排した組織を形成できるか…という、とてつもない、夢のようなというか、、、でも現実にクリアしないといけない問題も多く、なにより、ティール経営という概念がないと理解できない本でした。非常に先鋭的、前衛的な、面白い内容でした^_^2025/02/09

伊東 和哉

0
経営のあり方を自然と共存した場合、理念やヒエラルキーなどがなくなる。 全ては人が作り出したものであり、それが人を不幸にしている感覚もある。 資本主義のやり方は限界なのでは?と思ったりもする。2025/05/18

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