- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少女/レディース)
内容説明
東京から山がちな村へとやってきた敬は、田舎ならではの迷信や風習に目を輝かせる。敬の心をひときわ惹き付けた不思議な少年・弥七は周囲に馴染まず、孤独をまとっていた。彼はもしかして化け狐? それとも天狗…? 静養中の母親や、噂好きの村人たち、大切な真実は誰も教えてくれない…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1039kuri
93
敬ちゃんが健気に優しくって、弥七君が謎めいていて、お母さんがかなり気の毒でしたが、うまあくおさまって?ハッピーエンド。お母さんはきっとこれからも弥七君の心強い味方になってくれるはず。一つ一つのお話のタイトルが可愛くて、どれも気に入ってます。2013/09/10
那義乱丸
60
昭和の田舎の小さな里が舞台のほのぼのなお話。母の病気療養で村にやってきた少年・敬が純真で前向きでとても可愛らしかった。いわれなき偏見により村人に忌み嫌われる少年・弥七に対しても周りの風評に惑わされることなく己のまっすぐな目で見たままを信じて交流を重ね友情を育んでいく敬の強さに胸を打たれる。一話一話は短いけれどどれも心に染み入る温かさがあり癒された。そして敬の母の台詞で締められるラスト1ページがとても素敵。草間さんのフリーハンドで描かれた景色が大好きなので田舎の四季折々の風景もたっぷりで物語も絵も堪能した!2013/09/24
honoka
57
懐かしい気持ちでいっぱい。遠い記憶の彼方に確かにあった風景が呼び起こされる。偏見と人の醜さも垣間見れるのに、全てを育む自然の美しさが描かれている。秀逸。2014/06/17
ちゃりんこママ
48
昭和初期、母親の養生に伴い東京から村へ来た財閥の息子・敬と、身寄りのない寺男を勤める少年・弥七の友情。ほのぼのした田舎の情景に、迷信や偏見、大人の事情が絡むドラマ。昔の志賀直哉原作のモノクロ映画のような文学的な印象です。児童保護法も教育令もまだ無いが新しい息吹を感じていた、義理人情も厚かった、良い時代を彷彿させる。2014/10/07
どんぶり
47
可愛いな~(^^)坊っちゃん敬が純粋でまっすぐで凄く子どもらしい。そこも可愛いし、話自体も可愛いらしい。田舎の話で、山にある花や木の実、動物たちとのふれ合いなんかが敬の目を通して描かれています。各話が10ページ程でまとめられているのもさくさく読めて魅力的です。草間さんのさらりとした線も話に合っていて読みやすいです。登場人物たちの素性が詳しく明かされていませんが、そこを重要視した作品ではないので、気になりませんでした。これから少しずつ敬を通して弥七と村人は和解できるだろうと思います(^^)2013/10/27
-
- 電子書籍
- ネノちゃんは××したい!!(5) サイ…
-
- 電子書籍
- モーニング 2019年49号 [201…
-
- 電子書籍
- 里見☆八犬伝REBOOT【分冊版】(1…
-
- 電子書籍
- シティーハンター 17巻 ゼノンコミッ…




