感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
176
結局はバカ話って事で良いのかな?偶に含蓄のある様な話がぶっ込まれますけど、よっ、良く分かんないや。主だっては3人の主人公の目線+αのオムニバス風の進行。人生を賭けてスロットに挑み、ジャック・ポットを当てちゃって、払戻しを受ける迄の話なんですけど。短い時間の筈なんですが、イベントが盛り沢山過ぎましてね、軽く錯覚を起こします。それに、お前ら寝てないやろ、と。ラスベガスは人を狂わせる。時には人生迄もね。って、この人生の狂わされ方は、ハッピーエンド……なん?2021/07/30
HIRO1970
68
⭐️⭐️⭐️イイですね。趣味と仕事が一緒だとまさにこんな感じになるのでしょう。正月にベガス初挑戦したので、より雰囲気がよく伝わってきて流石は浅田さんだと思えました。ジョークや駄洒落が異常に多く出てくるのもいかにもベガス的でgoodです。最後にスッと皆が我に返るのもチョット唐突感はありましたが、毎度のカジノの帰り道の感じが出ていて納得できました。マカオが今では規模が最大になってしまいましたが、ベガスの良さがジワっと伝わる作品でまた行ってみたくなっちゃいました。2014/10/18
Richard Thornburg
60
感想:★★★★ めっちゃ面白かった! 舞台はアメリカン・ドリームの都であるラスベガス。 すべてを失ったお気楽中年男、キャリアウーマンから娼婦に転職した女性、ベトナム戦争の英雄の3人がスロットマシンで5400万ドルを当てて・・・のストーリー。 序盤は完全にドタバタ喜劇の様相なんですが、5400万ドルを当ててからはそれだけにとどまらず、カジノを運営している側の人間模様やラスベガスの歴史、あとは大当たりした3人の心の声を含めて、めちゃくちゃ楽しめると思います。 2025/10/05
さっこ
52
ラスベガスを舞台にしたコミカルエンタメ。登場人物のキャラも相まって子供のようなドタバタ劇と大人ゆえの感傷などが上手く組み合わさっていたように思います。結末は無理やり収めた感じもありますが、こういう作品はハッピーエンドが一番なので楽しめました。
アポロ
51
ラスベガスに行きたい!ベガスの日常を感じたい!面白く読んだ!読んでてドミノみたいだなと思った!2020/05/23
-
- 洋書
- Mr Palomar