内容説明
「行き先は―――地獄」関西の狂犬・岩城組組長の廉は、若頭で最愛の九堂と魂の番だ。暴力で昂るという歪んだ性癖を持つ九堂に快楽を貪られている日々だ。この日も廉は、大罪を犯した組員の敦志のために拘置所へ面会にいっていた。廉への妄執に囚われる敦志に対し、九堂は嫉妬という名の殺意を抱く。側近の洋平とともに暗殺を企てるが……? BL界を震撼させた極道愛がついに完結!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
5
九堂を守るため、拘置所へ組員敦志の面会へ通う廉! このシリーズ、最初引きました。 読み切れるかしらんと、購入を後悔したけど、読み切った。 廉の、心の闇は深いけど魅力的! 九堂は、何があってもぶれない! 2019/07/17
さざなみ
3
今年に入ってから怒涛の勢いで積読にしていた獣と東西シリーズを読み、ついにここまで来てしまった。商業ベースでの獣はここで一区切り。重すぎてうまく言葉が出てこない。2021/01/28
青音
2
★★★★★【ひかりTVブック】廉と敦志の別荘でのシーンはホントに涙ぐんでしまった。敦志も辛い決断をしなければならない廉も可哀想。敦志は愛情に恵まれなかったし、運もなかった。前回服役した時も九堂の罪まで被ったし、今回も藪はともかく孕石は皆でいたぶって殺したようなもの。刑務所に入ってなくてずっと廉の側にいたなら、あそこまで廉に執着することもなかったかもしれない。敦志が母親を美化してるのだけは共感できなかった。母親は自分だけが大事なクズ。2020/10/29
Ura
2
長かった...ここまで来るのがほんとに長かった... 今回も泣かされるんだろうなぁと思ってティッシュ常備で臨みましたが案の定...洋平、成長したな... もう続きが読めないのかと思うと辛いです。2019/06/01
soushi
1
完結しました。廉の初恋、大恋愛告白、すごいいい着地!2019/06/13