内容説明
“どこまでが真実で、どこまでが偽りか――
自分を捨てて他人になりかわり、逃亡を続ける少女。
過去をさかのぼると、次々と見えてくる嘘。
親友・恋人・家族……18歳の孤独な少女が
本当に欲しかったもの、それは――
世界25カ国で翻訳! NYタイムズ・ベストセラー
新時代のサイコ・スリラー日本上陸
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいごん
28
昨日、先週、先々週、先月‥と、どんどん過去にさかのぼっていくサスペンス。最後は『今日』。主人公が友人に成りすましながら、時系列を逆に追っていくスタイルが面白かった。友人は失踪したのか、自殺したのか、殺されたのか?気になってどんどん読みました。2019/08/07
あっちゃん
19
ウィッグとメイクで他人になりかわり生きていく少女、話が過去に戻ったりするので、ちょっと混乱(笑)Y A文学の人気作家という事だけど、なるほど!2019/10/15
matsu
7
主人公の少女は自分を捨てて他人に成り代わり逃亡を続ける。プロット自体はよくあるものかもしれないけど、主人公が少女であるのでその儚さを感じたり、フェミニズム小説としての側面もあり、現代的小説に仕上がっている。2019/09/12
紅咲文庫
6
ん?ん〜?時間が遡ったり戻ったり、カレンダーを見ながら読めば良かったかな。最後にぐるんと反転した、かな?どうもうまくついていけなかった。 2019/09/05
豆
6
共感も同情も憐れみも抱けなかったけど、彼女の抱く空虚さは誰もが経験してるものでは無いだろうか。ひたすら見えない大切なものを喪失していく物語。嫌いかと聞かれれば…嫌いでは無い笑2019/07/17