講談社文庫 天の橋立殺人事件

著者名：山村美紗【著】

講談社（2019/10発売）

• ISBN：9784061854246

内容説明

天の橋立に向かう急行の車内で、東京の会社員が殺された。彼は不動産を処分して大金を得て、しかも再婚したばかりだった。新妻や昔の恋人たちが容疑者として浮かぶうち、今度は針供養で賑わう京都法輪寺で新しい殺人事件発生！　連続殺人の謎と時刻表トリック崩しに令嬢キャサリンが挑む、豪華絢爛推理。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kaede]

今作は登場人物が多く混乱しまくり、なかなか頭に入らず読了までに苦戦しました。あと私の気分の問題かもしれないが、キャサリンの言動があまりに強引だなぁと感じてしまい、浜口さん振り回されていつもより大変だなぁと思ってしまった。

2023/03/06

[こまそらねこ]

なんだかやたら人が死ぬ、というかああでもない、こうでもないとキャサリンが、言っている間に、さらに事件は拡大。日本の推理小説って、こういう感じなのかな。浅見光彦シリーズに比べて、トリックにこだわりがあるのか、なんだか不思議。重さはないので、軽い読み物的なジャンル。キャサリンと浜口の関係も、よくわからない。

2021/01/28

[そーだ]

キャサリンシリーズの長編。時刻表トリックと株式がテーマ。

2016/10/27