APeS Novels<br> 小説 恐怖新聞

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APeS Novels
小説 恐怖新聞

  • 著者名:つのだじろう/大石圭
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 誠文堂新光社(2019/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784416719251

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内容説明

株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】がいよいよ始動!!
そのスタートラインナップは、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『恐怖新聞』のノベライズです!!

「平成」の時代、日本では数多くのホラー映画が制作され、「Jホラー」と呼ばれたそれらは大きなブームを巻き起こしました。
そのさらに20年以上前、「昭和」の時代にもUFOや超能力、そして心霊現象など、やはり人々の「不可解なものへの畏怖」を刺激するエンタテインメント、「オカルトブーム」がありました。
その、2度の「恐怖」ブームのどちらにも深く関わりを持つ作品が、つのだじろう氏の傑作オカルトホラーコミック『恐怖新聞』です。
「オカルトブーム」ではその中核を成すコミック作品として人気を博し、「Jホラーブーム」では原案・原作として『予言』のタイトルで映画が制作されました。

そして始まったこの「令和」の時代に、『恐怖新聞』が小説として新たな命を吹き込まれます。
執筆には、流麗な文体でグロテスクな恐怖を描く数々のホラー小説で人気を博す大石圭氏を迎え、死を予言する異様な新聞に、不運にも魅入られてしまった美しき女子大生の体験する恐怖として、再構築された『恐怖新聞』の世界。
新しい時代の最初の「恐怖」を、あなたにお届けいたします。

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生まれ故郷の新潟を離れ、都内の大学に通う女子大生・桜子。
二年の春を迎え、ボーイフレンドの孝二郎と過ごすはじめてのゴールデン・ウィークを前に、浮き立つ気持ちを押さえられずにいた。
しかし、その夜――。
日付けが変わると共に、桜子が暮らす地上十一階の部屋の窓から、突然飛び込んできた「新聞」。
そしてそこに書かれた孝二郎の事故死を報せる記事。
慌ててかけた電話からはいつもと変わらぬ孝二郎の元気な声を聞けはしても、まんじりともしないまま朝を迎えた桜子は、着の身着のままで孝二郎の家へ向かう。
すでにアルバイト先に向かったあとだった彼を追った桜子を待っていたものは、悲しくも恐ろしい運命だった。
そのうえそれは、桜子を苛む恐怖のほんの始まりに過ぎなかったのだ……。
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死を予言し恐怖を伝える新聞に魅入られた、美しき女子大生の運命を描く物語として、オカルトホラーの傑作『恐怖新聞』がいま蘇る!

目次

■目次
プロローグ
第一章
第二章
第三章
第四章
第五章
第六章
第七章
エピローグ
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

183
先日読んだ「小説ブラック・ジャック」に続いて、APeS Novelsシリーズ第二弾です。小学生の時に良く読んだ『恐怖新聞』を大石 圭が小説で現代に蘇らせたので、懐かしく読みました。原作ほど怖くはありませんが、大石 圭のエロスの要素もあり、楽しめました。『恐怖新聞』恐るべし。続いてシリーズの『小説エコエコアザラク』を読む予定です。 2019/09/29

sayuri

69
1973年から1975年まで連載された、つのだじろうさんの漫画『恐怖新聞』を大石圭さんの手で現代風にアレンジした小説。世田谷区内のマンションの11階に暮らす19歳の女子大生、早川桜子が主人公。「コツ、コツ、コツ、コツ」と深夜ベランダから聞こえるハイヒールの音、そして投げ込まれる新聞。その新聞には、近日中に起きる不幸を予言する内容の記事が掲載されている。桜子のキャラが良く、いかにもホラーの王道の様なスタイルで緊張感がある。ただ大詰めの第七章で唱えられるひらがなの念仏は、ツボにハマってしまい笑いながら読了。 2019/09/07

うどん

52
なんだか笑えるホラーでした😅2019/11/01

pen 

45
怖くない(笑)これは大石さんがどうという話ではなく、漫画で読んだ頃は、子供だったから。 数々の怪奇現象もそうだけど、例えば「猿の手」のような、例えばデスノートの「死神の目」のような対価の交換ではない部分の怖さ。まだ死が身近に感じられなかった頃に、一方的に送りつけられて一日読むごとに100日寿命が縮まるという理不尽さが、子供心に怖かった。 年を取ったってことでしょうか 除霊のシーンなんか笑えてしまった。 2019/09/19

hundredpink

43
しんぶーん2020/02/11

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