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内容説明
あなたの会社は、漠然と価格を決めていたり、不用意に値引きや値上げを行なったりしていませんか?
価格のつけ方を間違えると、十分な利益を出すことができません。
たとえば、斬新で質の良い商品やサービスでも、価格を安くしすぎると、品質を疑われて売れなくなります。
反対に、原価高騰などが理由でも、価格を高くしすぎると、「財布の紐」の固いお客にスルーされて売れません。
しっかり儲けるためには、お客が納得する、あるいは買いたくなる「値ごろ感」を出すと同時に、コスト削減や価格の見せ方に工夫を凝らす必要があります。
「安く売るか? 高く売るか?」「値下げか? 値上げか? 定額か?」「値引きか? ポイント還元か?」「コストが先か? 価格が先か?」など、値づけを思考していくときには様々な選択肢があり、業種・業態、会社の規模や経営資源、市場の動向などによって選ぶべき手法は異なります。
本書では、様々な業界で成功している会社の絶妙な価格戦略の実例をひも解きながら、プライシングの基本と実践法を平易に解説。
また、「ダイナミック・プライシング」や「サブスクリプション」など、いま注目されている手法や、鋭い分析・予測も随所に盛り込んでいます。
この一冊で、あなたの会社に最適な「値づけ」を探り当てるために必要な知識と、それを活用していく思考法が身につきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいへい
6
実用書というよりも、メジャーな企業のビジネスモデルを紹介する本だった。思ってたのと違った2022/02/11
人生ゴルディアス
5
みんな大好き値段の話。価格による売り上げ弾力性は粗利率の逆数。日高屋の戦略。ペットボトルの原価の話。コンビニの廃棄間近商品の値引きが難しい理由。ロングセラー製品の値下げの逆効果。実生活で役立てられるようなことはほとんどないけれど、よく見かける商売の裏側がどうなっているかを垣間見せてくれるこの手の本はとても面白い。2019/10/28
ちきゅう
3
値付けの一般的な考え方を事例を中心に紹介する本。それぞれのビジネスモデルとの関連で述べられる。全体的に思考法が散りばめられてる感じなので、もうちょっと体型立てたまとめも欲しかった。2022/05/25
mkt
3
価格弾力性は粗利益の逆数/値付け3つのポイント①季節や時間帯で価格を変えられるか②利幅③顧客心理の活用/価格感度分析(PSM):最適価格〜妥協価格の範囲にある価格が積極的に買いたい価格、上限価格から下限価格の範囲が値頃感のある価格/原価積み上げ方式と原価逆決め方式がある/コストコは商品点数を絞っている/池田屋はネットの声を拾ってお店を出すことにした/限定①期間②数量③地域④チャネル⑤顧客/魅力効果:比較の活用/プロスペクト:損する方が重みを感じる/ 20201019読了 285ページ 43分2020/10/19
ソイエバ
3
著者の小川さんは、マーケティング学界の大家らしく、ブランド戦略の専門家。この本では、さまざまな企業の「値づけ」の事例を学ぶことができる。重要なのは「ゴールからの逆算」だと感じた。この思考法は、価格を決めるときだけに使えるものではない。「バズるネタ」「コンテンツ企画」「デザイン」を生み出す際にも応用できそうである。 https://www.soieba.com/output/neduke-thinking/2020/05/13
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