孤絶 家族内事件

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

孤絶 家族内事件

  • 著者名:読売新聞社会部【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 中央公論新社(2019/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784120052231

ファイル: /

内容説明

「なぜ、助けを求められなかったのか?」介護殺人、ひきこもり、児童虐待、孤立死……周囲に相談できず、問題を内に抱え込んでしまった家族に起きた悲劇。背景には、限界まで追い込まれた当事者の苦悩があった。結愛ちゃん、心愛さんらの虐待死、元農水省次官の長男刺殺など、頻発する痛ましい事件の底流にあるものを探る。

目次

第1部 介護の果て
第2部 親の苦悩
第3部 幼い犠牲
第4部 気づかれぬ死
第5部 海外の現場から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

223
読売新聞社会部の掲載『家族内事件』第1部から第5部まで介護・ひきこもり・虐待・孤立死・海外ではーその根底にある当事者の苦悩・・苦しい苦しい読書だった。我が子が引きこもりだったらとか、自分たち夫婦に介護が必要になったらとか、自分一人になったら孤立死でも良いのだけれどとか、独居の母の介護度が進んだらとか・・それは私の問題でもあるのだと。孤も絶も心寒い字面で先の不安を煽るようだ。今、丁度、船戸結愛ちゃんの事件の裁判が始まっている。亡くなった幼子は還らない・・2019/10/07

ゆみねこ

98
家庭内で起こった悲惨な事件。介護・引きこもり・児童虐待・孤立死、助けを求めよと言うことは簡単だけど、当事者にはそれぞれの事情もある。いつ自分が当事者になるかもしれない。自分は子供たちや夫に苦労はかけたくないと思って読了。2019/10/08

ゆみきーにゃ

84
《図書館》読友さんの感想を読み気になったので借りてみました。タイトルから連想されるように重い。海外の取り組みも載っており色々考えさせられた。介護にしても孤独死にしてもいつかは自分が経験するかもしれない。2019/10/29

うどん

83
これから先、もっとこのような事件が多くなりそうな...。そうならないような社会にしてほしいと切に思います。2019/12/14

ナミのママ

73
『孤絶』なんとも嫌なタイトルです。孤立した家庭内での殺人や心中事件。読売新聞に連載されていたものをまとめたノンフィクションです。介護・引きこもり・児童虐待・孤立死・海外現場の5章になっています。記憶にある事件もあります。殺人や殺人未遂は罪だけれど「だったらどうしたら良かったのか」。決して何もしなかった人ばかりではない、SOSを出しても繋がらなかった人、金銭的に断念した人。感情が入らないノンフィクションだけにせつなさがつのります。2019/09/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14145074
  • ご注意事項

最近チェックした商品