内容説明
都内の市役所で窓口業務をしている笛木翠は、中学生のころから趣味で小説を書き続けている。
平日の昼間は公務員として働き、夜と休日は小説書きに没頭している。
いつものように夜中に執筆をしていると、原稿から登場人物が現れて、翠の書いている小説に文句を言い始める…!
エブリスタで人気の著者が描く、書き下ろし現代ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moca
15
この本書を読んで、小説を書く勇気が湧いてきた。小説を書くことを続けないと人気が上がれないし、書籍化になることが出来ないのであろう。しかし、プロットでネタを考えるのにノートでアイディアをメモにして書いているのが素晴らしい。架空のヒロインと出会って、どんなストーリーを書けるのかを挑戦されているのである。 そりゃ確かにヒロインの立ち位置を考えないと、ストーリーは進めないだろう。2020/02/16
ぷに丸
5
作家であるヒロインが、自身の書く作品の登場人物と会話しストーリーを練り上げていくという設定がとても面白く、物語の中に出てきたキャラクター達が活躍する話も読んでみたくなりました。ヒロインのリアルの生活に関わってくる人々も魅力的だったと思います。2020/01/07
honoka
3
★★★☆☆小説家を目指す女性が小説の構想を練っていると物語の登場人物が駄目だしをしに現れる話。登場人物自らこういう設定にして欲しいと意見を言いに出てくるというところは面白かったけど、肝心な作中作があまり面白くなくて流し読みになってしまった。2020/11/19
sugar&salt
3
途中で読むのを止められず、一気読みしてしまった!主人公の翠が書く小説もどれも面白そうだし、翠や小田課長、佐野さんとの関係もどうなるのか気になるしで…すごく面白かった。投稿した作品たちはその後、賞を取れたかどうかが気になる!!2020/01/11
MAMI.
1
★★★☆☆2020/03/12