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内容説明
■「給料・時給」「待遇」「求人チラシ・求人サイト」では大手に勝てない!
「給料・時給」を上げても、大手の募集する金額は到底出せない。
「週給2日制」や「年次休暇120日以上」では工場がもたない。
「求人チラシ・求人サイト」で採用できず、コストばかりかかる。
今、多くの中小企業経営者が「人材採用」の悩みを抱えています。
全国の倒産件数は年々減っているという統計ながら、
人手不足倒産は中小企業を直接襲い、その数は逆に増えています。
しかし、そんな人材難の時代にも人材採用で成功している中小企業があります。
・子育てスタッフの生活をチラシにして説明会に15名。
5名採用した介護サービス会社(静岡県)
・技術をウリに近所から大卒技術者を採用した金属製作会社(大阪府)
・技術系主婦だけに絞って人材獲得に成功したリフォーム専門店(愛知県)
・店のシャッターを看板に、
店主の好きなことを書いてアルバイト学生を確保する居酒屋(大阪府)
こうした会社やお店は、人材募集に苦労していません。
むしろ来てほしい人材が向こうからやって来るという状態です。
なぜでしょうか?
そこには、小さな会社だからこそできる“ある戦略”が隠されています。
■小さな会社が大手に負けない「弱者の戦略」を人材採用に応用
本書は「弱者の戦略」と言われるランチェスター法則を
人材採用に応用したものです。
具体的には、経営戦略の「客層戦略」「商品戦略」「エリア戦略」を
そのまま人材採用に入れ換えて、募集する人から「選ばれる会社」になること。
そして、この3つの戦略に「差別化」を加え、
「あなたの会社に来てほしい人物像」
「どんなスキルを持ち、どんな環境にいる人か」
「長く働いてもらうために近いエリアを攻める」
を経営者の願望から描き、具体的な戦術に落とし込むのです。
もちろん、お金をかけないことは言うまでもありません。
■たとえば、上記に記した
「子育てスタッフの生活をチラシにして説明会に15名。
5名採用した介護サービス会社」では、
理想の人物像を働いている1人スタッフを理想の人物像とし、
実際にその人の話をストーリーにして近隣にチラシを3回撒き、
募集してくる人の共感を得ることで、
同じような人を採用しました。
もちろん、そういった方には、時給や待遇ではなく
やりがいを持って長く働いてもらえます。
チラシには、時給や休みのシフトは書いていません。
それでも人は、その会社の考えに共感して募集してくるのです。
また最終章では、14年間離職者ゼロの会社の取り組みを紹介し、
長く、やりがいを持ってスタッフに働いてもらえる
「人材育成戦略」も掲載しています。
欲しい人材を採用して、しかも長く働いてもらう。
まさに理想の「採用のルール」が仕組み化できる1冊です。
■【目次】
監修の辞 ランチェスター経営(株)代表 竹田陽一
採用のルール★1 小さな会社が大手と戦っても人材競争に勝てない
採用のルール★2 あなたの会社はどんな人材が欲しいのか?
採用のルール★3「ランチェスター法則」で人材を採用する方法
採用のルール★4 ランチェスター法則「弱者の人材採用戦略」
採用のルール★5 小さな会社で社員が辞めずに長く働いてもらうための人材育成戦略
おわりに 佐藤元相
感想・レビュー
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Toshi@読書垢
丹沢 英昭
yasumasa makino
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