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内容説明
親子鑑定に犯罪捜査、災害被害者の特定まで、「社会の必需品」のDNA鑑定。知らないではすまない基礎を、類書にない平易さで解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
えんちゃん
51
新聞トピ欄で紹介されていた本。DNA鑑定とはありとあらゆる生命の森羅万象を解明するツール。専門的な部分は難解なので多少読み飛ばしたが、縄文人誕生の説は面白かった。梅津先生の生まれ持った自然への好奇心や探究心に溢れる一冊。シベリア抑留者として帰国されたお父様の手記がとても胸に響く。2019/11/19
ローレンツ🐾
30
DNAの基礎ではなく、DNA鑑定の基礎をわかりやすく書いている。なので、DNAの基礎がわからないままだとちょっと難解に感じる方がいるかも?本書を読んで「ミトコンドリアDNA」にとても興味が湧いた。著者本人が本書中でも書かれていたが著者はなかなかの天邪鬼。著者の主観と思いの吐露多し。2022/09/08
ゲオルギオ・ハーン
28
現場でも活躍する法医学者の著者によるDNA鑑定の概説書。鑑定の難しさはまず採取と鑑定場所までどのように運んだかにも関連してくる。極端に言えば鑑定場所のそばで採取し、鑑定すれば楽だが実際は遠方からいろいろな人が関係し、さまざまな輸送方法で運ばれる。そうなると他のDNAが混入(これがDNA汚染)し、確認作業がとても困難になる。関係者などのDNAも調べて本来調べるべきものを特定するところから始まる。そのうえ、日本では鑑定キットも指定(ABI社製判定キット)があるなど意外な制約もあってイメージが変わった。2023/12/21
Ri
12
DNAの基礎から学べる一冊。著者はDNA鑑定の専門家ということもあり、生物学の視点で記されている箇所が本書の大部分を占めています。「DNA鑑定」と聞くと犯罪捜査のことを思い浮かべる方が多いと思いますが、DNA鑑定により真犯人が特定された事例や冤罪事件の話はあまりありません。(足利事件は最終章に記述有)とはいえ、科学的視点で興味深い知識は多く得られるため、個人的に満足度は低くはありませんでした。2026/05/17
うぃっくす
8
入門の入門という感じで読んでて楽しかった。すぐに汚染されたり違うものが混ざったりすごく神経使う繊細な分野なのね。DNA鑑定が万能な訳ではないけどやっぱすごいよなーというのが率直な感想。今ってもう偽装できないね。素直に生きよう。シベリア抑留者や東日本大震災の遺骨鑑定のあたり読んでて涙がでてしまったわ。2021/10/10




