講談社文庫<br> クエーサーと13番目の柱

個数:1
紙書籍版価格
¥825
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価

講談社文庫
クエーサーと13番目の柱

  • 著者名:阿部和重【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 特価 ¥577(本体¥525)
  • 講談社(2019/09発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062931434

ファイル: /

内容説明

アイドルのあらゆる情報を入手せよ。ネット空間で過熱するパパラッチ競争の中で、元写真週刊誌記者のタカツキリクオは若き資産家カキオカによって選ばれたターゲットEDのミカをモニターするチームの一員として能力を発揮。しかし新メンバーの加入が緻密なチームプレイを徐々に狂わせていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かみぶくろ

92
この人の作品はホントによく分からん…。一体どこまでマジなんだろう?やってることは要するにアイドルの追っかけ競争なんだけど、それを大真面目にサスペンスタッチで描いてること自体が現代の表現みたいなものなのか。個人的な著者に対する心証は、奇妙、不穏、人の悪意、緻密な虚構、みたいな暗いワードが並ぶけど、この作品もまあらしいと言えばらしい。アイドル論、監視、ネットの悪意と炎上みたいなテーマはすごく腑に落ちる。ただ唐突なスピリチュアルはなんなんだ。飲み込めない異物感もこの人の作品の特徴か。2015/09/12

yukalalami

16
ボーカロイドとヒューマノイドロボットと人間の混成アイドルユニット「エクストラ・ディメンションズ」メンバーの一人であるミカを徹底追跡せよ。金持ちに雇われた裏稼業のプロフェショナルチームの追走劇が始まる。 「引き寄せの法則」など胡散臭さ満載の設定が最高にイカしてる。人がいっぱい死ぬ重厚な阿部さんの作品も好きだが、エンタメに寄った映像的なこの作品も魅力的だった。2015/08/14

相生

7
『シンセミア』以来読むのは二作目の書き手さん。ブックオフで見つけて取ってみました。映画の脚本(読んだことないから違うかも)みたいな状況描写が始終貫かれていて、つまり、何だろう、読めばわかるんだけど…ちょっと違和感ありました。話もあんまり面白くない。アイドルを恒星またはクエーサー(準恒星?)としたところのセンス?に、なるほどって思ったけど、"引き寄せの法則"で奇跡起こして強制的にラストみたいなの、ウーン。。。。2017/08/30

ドクショモンスター

6
心理描写も比喩表現もほとんど出てこない。余分なものが徹底的に削ぎ落れ、引き締まった文章。笑ってしまうような突飛な設定や、途中から一気に展開するスピード感。改めて、自分は阿部和重の作品が好きなんだと強く実感し、すぐに読んでしまいました。2015/08/26

P_CAPT

5
先ずタイトルが格好良すぎでしょ!「Q」という呼称とクエーサー(準恒星状天体)、「Q」と自動車事故で亡くした母、そしてダイアナ妃、「運命」の繋げ方にドキドキする。そんな自身の生い立ちに翻弄されるニナイは「アメリカの夜」の主人公を彷彿をさせ、そんなところも面白い。実際に陰謀が現実に向かって行っているクライマックスに「引き寄せの法則」を絡ませたり、ダイアナ妃の自動車事故など「陰謀論」をフェアに登場させるところが個人的に大好物!これからもこのスタンスの作品を楽しみにしている。2024/05/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9765498
  • ご注意事項