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内容説明
気に入らない新任上司を「逆パワハラ」でうつ病に追い込む古株社員、
カラ領収書を使ってキャバクラ代をせしめる社員、
仕事のえり好みをして指示に従わない意識高い系社員、
ダブル不倫に敗れて、セクハラ告発する女性社員、
育児をタテにサボりを繰り返す仮面イクメン・・・
――自由すぎてもはや手のつけられない「モンスター部下」が増殖中。その対処とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tsuyoshi
48
モンスター部下の実体を様々な事例を用いて紹介。接し方として提唱されている「人間性を否定せず傾聴する。」自身も管理職の立場からこの点は強く意識して部下に接してきたものの、他人の感情に影響されやすい事もあり、気を病む経験も多々してきた。仮に会社の後ろ楯がないとなれば、保身に徹するドライな部分も必要だと痛感させられる。 2019/10/12
hatayan
41
著者が2015年に著した『あなたの隣のモンスター社員』の続編。 組織をかき乱す社員を「モンスター社員」と名付け、事例を20弱ほど列挙。業務命令に逆ギレする年上の元上司、気に入らない上司を集団で無視する部下、育児を職務放棄の免罪符にする女性社員、有名大学&大企業出身を鼻にかける中途採用の社員など。 内発的な動機に動かされない限り、たとえ課題を指摘したとしても人は変わることはできません。部下の気づきを促すには、聞き手が相手を受容して共感する「傾聴」のコミュニケーションの手法が有効と提案しています。2020/01/26
香菜子(かなこ・Kanako)
34
モンスター部下。石川弘子先生。上司の立場からすると必要な指導や指示、コミュニケーションのつもりでも、部下の立場からするとパワハラセクハラと感じることは少なくないのが現実なのかな。上司から見ればモンスター部下、部下から見ればモンスター上司。立場の違いもあれば、世代の違いもあるのかもしれません。でも頑固に意固地になっていがみ合っても何も生まれない。モンスター上司とモンスター部下がお互いに分かり合う努力をするしかない。2019/08/15
金吾
25
実話とは思えないくらい恐ろしい人たちが次から次へと登場します。自分のまわりにはいないことを幸福に思うとともに、どれも上司の対応がよくないのではと思いましたが、実際やってみると大変なのだろうなと感じました。2023/08/05
金吾
19
なかなかなモンスターがラインアップされています。社会適応出来ていないと思える人たちばかりでした。例があるのでイメージアップはしやすいです。周辺ではあまり見ませんがこのようなタイプが増えていったら社会は不安定になるだろうなと感じました。2021/05/27