内容説明
英「ネイチャー」誌が警鐘!
なぜ科学立国は崩壊したのか!?
気鋭ジャーナリストによる渾身の書き下ろし
【様々なデータが示す日本の危機】
理工系博士の卵は半減/博士になっても職がない/大学院修了者の半数が借金苦/
優秀な人材ほど企業へ/下がり続ける大学ランキング/日本だけ論文数が減っている/
大学法人化後、研究時間が25%減少/基礎研究費割合は主要国下位
【本書の目次】
第1章 憧れだったノーベル賞
第2章 研究者がいなくなる -空洞化する大学院博士課程
第3章 衰弱している日本の研究力 -主要国で最低レベルに凋落
第4章 忙しくて研究できない -「選択と集中」の弊害
第5章 ノーベル賞が消える -研究者が共有する危機感
第6章 大学解体のとき
目次
はじめに
第1章 憧れだったノーベル賞
第2章 研究者がいなくなる──空洞化する大学院博士課程
第3章 衰弱している日本の研究力──主要国で最低レベルに凋落
第4章 忙しくて研究できない──「選択と集中」の弊害
第5章 ノーベル賞が消える──研究者が共有する危機感
終章 大学解体のとき
おわりに
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
HMax
29
「大学が増えた、教育と研究を分割せよ。」という提言。それ以外は「科学立国の危機」と同じ内容。科学技術白書でも認める基盤的な力の低下。パナソニックも半導体部門から撤退する時代になり、大学世界ランキング100位以内に10校入れるという目標も夢のまた夢。大学の研究費が20年以上据え置きではそれも当然。2019/11/30
Miyoshi Hirotaka
19
大学と社会の好循環は大学進学率が一桁台の時代のもの。先端研究に投入された超エリートが起業した。その例が、HPやソニー。一方、直近の大学進学率は約6割。大学に課せられた研究と教育が制度疲労するのは当然。国立大学の法人化により研究は選別の憂き目にあった。しかし、大学は研究費の削減を嘆くばかりで、マネジメントとオペレーションの分離にも成功していない。このため、優秀な頭脳が海外に流出したり、安全保障上重要な技術の研究に干渉が入ったりしている。学問は自由だが学者には国籍がある。ノーベル賞は国に資する研究の先のもの。2021/09/11
おせきはん
17
日本の研究力の低下についてOECDのデータを活用した国際比較から解き明かした『科学立国の危機』の原稿整理を手伝った著者が、『科学技術白書』などの政府刊行物をもとに日本の研究現場の状況をまとめています。基礎研究の大切さは理解できる一方で、ノーベル賞を取るために研究するわけでないとも思いますが、紹介されていた大学関係者の声は、研究環境の厳しさを切実に物語っていました。2019/12/31
Hiroo Shimoda
15
カネが無いので選択と集中は不可避だが、結果として基礎研究は瀕死の状態。国家や企業といった大きなマネーでどうしても投資効率の話になる。クラウドファンディングでかつリターンをカネ以外にするような仕組みは作れないだろうか?2020/02/01
刺繍好きの糸ちゃん
13
アカデミアの片隅で禄を食む者として身につまされるあれやこれやをまとめた一冊でした。特にP199の「選択と集中」のための予算付けの経緯のところ。。。実際に私が申請書作成に関わったプロジェクトのその後が透けて見えて、、イタイ、、、こうした予算付けの技術は経営そのものなのだが、果たしてこの「選択と集中」は真に経営的エビデンスに基づいていたのか(否、基づいていない)というのが本書のテーマ。「失われた20年」がここにも。。。なのだが、これを挽回するのは。。可能なのか。。。??2019/10/05
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