内容説明
午後5時からは、ひとつ屋根の下。尊敬するボスとの偽りの恋……。
秘書のアビーが高名な富豪弁護士グレイの下で働き始めて1年。ボスは傲慢で実に扱いにくい半面、とても優秀で魅力的な男性だ。そんな彼が求める秘書であろうと、アビーはしかつめらしい服に眼鏡とひっつめ髪のスタイルで、有能な仕事ぶりを見せていた。だがある日、ボスの予定帳に書かれた取引相手の名に、激しく動揺する。二度と会いたくないと思っていた、卑劣で薄情な元恋人……。やむをえずグレイに事情を話し、もうここにはいられないと告げると、ボスは僕たちが公然と同棲すれば、相手は手出しできなくなると言う。二人で寝食をともに……? 戸惑いを見せるアビーに、彼は釘を刺した。「ベッドの心配なら無用だ。君は僕の好みじゃないから」
■1980年代にダイアナ・ブレイン名義で書かれた、貴重な作品の初邦訳です。見せかけの恋人関係をスタートさせた二人。偽りのはずなのに、アビーがよかれと思ってしていた地味な外見に、グレイが物申して……。本気になってはいけない、切ない恋の物語をどうぞ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
40年以上前に書かれたダイアナさんらしい作品。ヒーローはヘビースモーカーで命令口調のパワハラ弁護士。ヒロインは仕事ができてたまに意見を発する秘書。ヒーローの面会相手に過去に不倫未遂をした相手が訪れると知り逃げようと考えたが、ヒーローが自分の家で同棲していることにしようと提案する。デートもせず地味を心掛けてきたヒロインは戸惑うも君はタイプではないと言い放たれ決断する。ヒーローには思うところがあったと最後には分かるんだけど、素直ではないしその態度でヒロインを振り向かせることは無理だったと思うけど。という感想2022/08/08
おぎょ
0
失恋相手との再会に怯えるヒロインにヒーローが期限つき恋人契約を打診して…というお話 ヒーロー視点無し 話自体は可もなく不可もなく そこそこホット2020/10/10
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