内容説明
浮島華(うきしまはな)は、幽霊を信じない。
科学の徒である彼女にとって、幽霊の存在は認めてはならないものだった――そう、あの女に出会うまでは。
華が主宰する科学サークルのオリエンテーションに乗り込んできた風変わりな女。彼女は四ツ谷飾(よつやかざり)と名乗り、「幽霊はいるよ」と囁いた。
戸惑う華の手を飾が握った瞬間、華の目に飛び込んできたのは、決して認めてはならない存在――そう、幽霊の姿だった。
飾は幽霊の姿を見ることができる、本物の霊能者だったのだ。
飾には、自分と触れ合った相手に霊を見せる力があった。
幽霊を目の当たりにして、恐怖に叫ぶ華に、飾は言う。
この世に未練を残し、幽霊になった人々――その魂を救うのを手伝ってくれないか、と……。
オタクで陰キャでコミュ障で、科学研究にしか興味がない、「科学オタク」の浮島華。
明るく元気で人なつっこいが、マイペースで人とズレている「霊感女」の四ツ谷飾。
二人が手をつなぐとき、新たな世界の扉が開く!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
紅羽
5
科学オタクの少女と霊感女な少女が成仏出来ない幽霊を成仏させるガールズホラー。科学と幽霊、相容れないものでありながら、共に過ごすうちに二人の絆が強くなり、成長していく過程が面白くて続編もあれば読みたかったです。2025/04/09
leo18
4
幽霊が見える少女と幽霊を信じない科学オタク少女による青春オカルトストーリー。徐々に打ち解けて行く二人の友情をメインに描くが、華のツンデレと言うにはめんどくさすぎる性格がネック。2019/10/24
ひとみ
2
小学生時の出来事が原因で友達嫌いの偏屈な科学オタクになった華は、自分一人しかいない科学研究部をまもるために新入部員をいれなければならなかった。一人だけ興味をもった新入生の飾はあろうことか自分には幽霊が見えると言い出す。飾の能力が本物だと確信させられるはめになった華は、飾の持ち込む幽霊の成仏を手伝わされる羽目になるのだった。科学的知識で幽霊を成仏に導くというところが面白いが、捻くれた華目線で語られる女子と女子の友情もの圏青春ものとして面白い。飾の幽霊に対し華もAIを積んだドローンを所持する点もいい。2019/10/20
ふふふ
0
怖くない幽霊話って始めてかも。成仏できない霊は壊れていく、という設定だから成仏させたいと思うのか。霊としては存在できる寿命400年説もあるので、お話上の設定としてはいいのかも。百合だったのかよくわからないけど、ツンデレだった。最後にどんでん返しと見せかけるセリフはいらなかったけど、なにか捻りは欲しかったかも。2026/04/18
リク
0
(図書館)2020/08/08
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