ハヤカワ文庫JA<br> 戯作屋伴内捕物ばなし

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ハヤカワ文庫JA
戯作屋伴内捕物ばなし

  • 著者名:稲葉一広【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • 早川書房(2019/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150313944

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内容説明

町娘がかまいたちに喉笛切られて死んじまった!――金と女にだらしないが、口先と頭は冴えまくる戯作屋・伴内のところには今日も怪事が持ち込まれる。空を飛ぶ幽霊、産女のかどわかし、くびれ鬼による呪い死に……伴内とその仲間、怪異が怖い岡っ引きの源七、美男の石つぶて名人・仙太らは、江戸にはびこる怪奇がらみの謎また謎を、鮮やかに解き明かしてみせる。妖の正体見たり、枯尾花!愉快痛快、奇妙奇天烈捕物ばなし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ポメ子

5
会話などはスラスラ軽快で読みやすいが‥ 先が何となく分かってしまって、私には微妙な感じだった。2022/10/07

やすお

5
売れない戯作屋だが見事な推理で事件を解決する伴内。岡っ引きの源七。色男の仙吉。源七の子分の久助。瓦版屋の万吉。伴内の腐れ縁のお駒。江戸の町内で発生した事件をこのキャラたちが解決する。本格的な謎解きというよりも、当時の町人文化が楽しそう。特に、一膳飯屋の「うめや」で酒を飲みながら会議(捜査会議?)をしているのが楽しそうで、そこに加わりたいと思うほど。伴内の狸のような風貌と相まって、ほのぼのとした作品となっている。 作者の稲葉氏は脚本家なので、テレビドラマ化しても面白いと思う。2021/05/28

ヒロ

4
Mより。ずいぶんこなれた会話だね、と思いつつ読んで、なるほど作者は脚本の方かと。ミステリこじらせの読み手で、犯人途中でわかってしまうが(トリックもね)、映像がうかぶあたりは、さすがに。2019/10/20

kanamori

2
☆☆☆2020/04/08

アオノ

2
早川書房が時代ミステリ文庫を創刊。けどなあ、早川は『海外ミステリのハヤカワ』って感じで、ここ数年、国内ミステリはパッとしない印象なんだよなあ。で、この『戯作屋伴内捕物ばなし』ですが、落語チックな語り口や各話に挟み込まれる妖怪譚、口は悪いが人情味に溢れるキャラクターなど、土台はグッド。でも、肝心のミステリ部分が弱すぎる。逆立ちタヌキの暗号文て、小学生のとんちクイズですよ。ミステリの早川を名乗るなら、もうちょいなんとかならんか…これは作者ではなく、編集が悪い。作風は好きなんで、ゼヒ次作は創元から出して欲しい。2019/09/21

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