内容説明
安吾の「本当の凄さ」は歴史小説にある― 群雄割拠の戦国時代、道三、信長から秀吉、家康に至る<安吾版戦国武将列伝>!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
鳥居強右衛門
7
坂口安吾って歴史小説書いてたんだ・・・という思いから本書を手にしました。このシリーズは3巻あり、本書はその第1巻となります。メインは織豊時代の武将とその事績が描かれています。歴史小説というよりは、坂口安吾の歴史観、人物観といった感じです。その中でも「狂人遺書」は秀吉の晩年をテーマに、秀吉一人称の視点で話が進みます。特に「文禄・慶長の役」について、安吾独特の視点や考察が展開されていて面白い。秀吉の性格(話を盛る他)や後継者問題への苦悩。家康への評価が実に的を得ていて、秀吉晩年をリアルに描写されていると思う2026/08/10
Sosseki
0
坂口安吾が歴史小説を書いていたとは全く知らなかった。重複したり、変わっていることもあったが、とても面白かった。斎藤道三、信長、黒田如水、秀次、直江山城守、行長、秀吉、家康、キリシタン弾圧の歴史、その中で、三成などにも触れられる。史実に忠実であろうとした姿勢にあふれている一方、独自の視点もあるようだ。調査も相当行っているようで、頭が下がる。2026/07/21
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