映画監督はサービス業です。 矢口史靖のヘンテコ映画術

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映画監督はサービス業です。 矢口史靖のヘンテコ映画術

  • ISBN:9784866471006

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内容説明

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娯楽映画職人・矢口史靖の初めての監督本!

軽ぅーく楽しめる矢口流娯楽映画の裏側は、
映画ファンを唸らせる、画作りへの強烈な愛情と
こだわりがいっぱい!

そして、かなりの特撮好き!

初めての映画体験と、映画監督の道を歩み出したきっかけ、
そして、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)にてグランプリを受賞した『雨女』(90)から劇場デビュー作『裸足のピクニック』(93)、
8月16日公開予定の最新作『ダンスウィズミー』まで。
監督キャリアを振り返りつつ、そのこだわりを探る超ロングインタビューを敢行。


劇場映画を作る傍ら、デビュー当時から続けている自主映画『ワンピース』シリーズについても言及。
矢口監督の生態を読み解きます。

また、これまでの作品に出演したキャストのコメント掲載予定。
盟友・鈴木卓爾と育ての親・PFFのスタッフによる鼎談、
貴重な特撮研究所・佛田氏や音楽家ミッキー吉野氏の寄稿も掲載!

その他、矢口監督が自ら描いた絵コンテの数々や、撮影で使われた特撮用小道具を多数紹介。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamatoshiuruhashi

46
矢口史靖は大好きな監督である。ハマり始めたのは「ウォーターボーイズ」からだが、遡って全作品を観ていると思う。で、最も好きなのは読書メーターにも本と映画の感想を散々書いている「Wood Job! 神去なあなあ日常」である。矢口監督がそもそものはじめ、ぴあフィルムフェスティバルから「ダンスウィズミー」までの諸作品ごとに監督本人が語っているのが興味を引くが、Woodについては特に面白く読んだ。2022/04/28

フロム

9
作品一本も見たことない監督の本を手に取った理由はタイトルが素晴らしさ。映画監督にとって映画は仕事以上のもの。それを突き詰めた結果このタイトルにするのは凄いと思う。この監督の最大のポイントは大道具出身且つ絵が漫画家並みに描けて絵コンテが完璧と言う所。確かにインタビューを聞いてみるとこの監督のやりたい事と撮られた映画に齟齬がない。コレは依頼する方も仕事しやすい。そんな素晴らしい監督でも木こり映画で外してしまう辺りと映画製作の難しさがよく分かる。確かにオリジナル作品は当たるかどうかは読めないわ。2019/12/09

tetsubun1000mg

8
「ハッピーフライト」「スイングガール」「ウォーターボーイズ」の監督へのインタビューと作品紹介が中心。脚本・絵コンテ・監督とこなし、映画が作れる監督さんのよう。 監督デビュー時の自主映画がPFFの賞を受賞して注目を受ける。  自分の気持ちを出したいインディーズ系の監督と違って、「客を喜ばせたい」ことを第一にしている事が施工して、第一線で活躍を続けられる理由なのでしょうか。 細かな絵コンテで、映画の撮影前に取りたい絵が頭の中にできているのがすごいと思いました。2019/09/14

ショーリ

5
自主制作時代から最新作『ダンスウィズミー』まで、インタビュー形式で語られる矢口監督の映画への想い。三谷さんは「まず現場を楽しませる人」っていうイメージだったけど、矢口さんは「観客第一主義」。作りたいものを作る前に、観る人が楽しめるものを作りたいっていう気持ちが伝わりました。ホント映画って、どんなタイプの人でも受け入れて、表現できる創作物なんだなぁ。矢口監督の過去作も観返したくなりました。主人公の名字が全員「鈴木」なのは知らなかった!(笑)2019/09/10

だだだ

0
大好きな矢口監督。ダンスウィズミー劇場で観ればよかった…2020/01/12

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