内容説明
とめどなく湧き出る詩想、無限につづく想念の森。少女のように豊かで瑞々しい感性と、理知の目で社会の深淵を見抜く力を併せ持つ、詩を創るためにこの世に生を受けた著者の待望の第1句集。
「はてさて」「そして」「それから」の3章構成。巻頭にはカラーで今は亡き愛する両親に捧げる《父上様 母上様 恙なしや》が自筆で1ページを飾る。また代表作品《再生の命ライオンでありたし》には「精神的に打ちのめされた今日の命を、奮い立ち上がらせるエネルギーと勇気。再びの命は、百獣の王のように雄々しくあれ、という願い」(雫石隆子氏)という著者の思いを代弁した評が寄せられている。
《再生の命ライオンでありたし》
《愛の字を倍にするから砂になる》
《灰汁ぬいてみたら余った接続詞》
《魂は売らぬと決めて干涸びる》
《ひらがなの問いに鎖骨の勘違い》
《眼を凝らし背きしものにルビを振る》
《フルーツゼリー秘密を抱いて眠れない》
目次
はてさて
そして
それから
あとがき
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- 電子書籍
- わたくしのことが大嫌いな義弟が護衛騎士…
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- 電子書籍
- 全部失っても、君だけは(2)
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- 電子書籍
- クルマで行く山あるき関西周辺
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- 電子書籍
- ジャンプSQ. 2019年1月号
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- 電子書籍
- ドロテアー魔女の鉄鎚-(1) ドラゴン…