扶桑社BOOKS<br> 神武天皇「以前」 縄文中期に天皇制の原型が誕生した

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神武天皇「以前」 縄文中期に天皇制の原型が誕生した

  • 著者名:宮崎正弘
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 扶桑社(2019/09発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594082703

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内容説明

日本人の精神のふるさとは縄文にある
芸術の域にまで達する土偶文化が花開き、世界に誇る天皇制の源流へと溯れる縄文時代。
日本文化のルーツを探る旅から見えてくる民族の精神とは
考古学の最新の知見を踏まえて古代日本の実相に迫る歴史ロマン!

【目次より】
プロローグ 縄文土偶の芸術性
第一章 神武天皇はもちろん実在した
第二章 大和政権、邪馬台国と卑弥呼
第三章 『古事記』とて「近代の書物」だ
第四章 世界文明のなかの「縄文」
第五章 日本人の精神構造と道徳は縄文時代に確立されていた
エピローグ 大和言葉は縄文語が源流

・縄文人はどこから日本にやって来たか
・環状列石群には、いったいどんな文明があったのか
・縄文土器、土偶の素晴らしさ
・火焔土器はなぜ生まれたか
・『古事記』の前に聖徳太子によって『天皇記』、『国記』の編纂がなされていた
・大和朝廷にとって女王国の併呑など、取るに足らない事案だった
・『古事記』、『日本書紀』が作り話、政治文書だと言い張っていた人々はいま
・太陽信仰は天照大神にあらわれている
・縄文時代、何語を喋り、どんな絵文字を使用していたのだろう
・かな、カタカナの発明は史上最大級
・神話は随所に息づいている
・縄文という独自の文明が日本にあった
・人類最古のロゼッタストーン、成文法「ハンムラビ法典」。そしてインカ文明と縄文
・飛鳥の石舞台、秋田のストーンサークルは英国のストーンヘンジに似ている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ken

3
「古事記以前」の興味から(タイトルに抵抗を感じつつ)ポチり。神代文字や古史古伝、ケルト人と縄文人との共通など、全体的にロマンは感じる。日本人の精神のルーツに遡及しようというのも本書を手に取った本来の意に叶う。興味深く読めた。ただ、濃い 、濃いのだ、濃すぎる筆者の右翼的な思想よ。「縄文中期に高度で独自な文明があった。我々にとって誇らしい」うん、それは良い。でも「天皇制の原型だ」なんて言わなくたって良い。とにかく韓国や中国に対して徹底的にマウントを取りにかかる。売られた喧嘩を買うの趣き。右寄りの人におすすめ。2020/07/04

Masataka Sakai

2
日本人の精神のルーツを巡り、現在を語り、未来をうれう 良い本です2019/11/13

dai267712

2
縄文時代って実は凄い文明だったかも! 日本人の核は縄文時代にあったと思って間違いないですね😉2019/09/06

あきいら

1
タイトルに興味を持って読んだが、関係ない話や思い込みが多いと感じた。学術的な内容を期待したが、縄文をテーマにしたエッセイ集に近い。筆者と考え方が合えば、楽しめるかもしれない。2019/10/13

dahatake

0
良いとか悪いとかではなく。 天皇の位置付けについての内容であった。縄文時代への深掘りではない。 本の中で他者への批判を展開するのは読んでいて良い気はしない。 また、議論の根拠に乏しく、信仰・史観ありきの話が多く感じた。2022/09/26

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