内容説明
気鋭の国防ジャーナリストが警笛を鳴らす 自衛隊が抱える「働き方改革」の課題
予算不足で隊員も制服も装備も弾薬も足りない!
災害派遣やPKO活動を通し、多くの国民から尊敬される一方で彼らはずっと耐え忍んできた……著者の問題提起をきっかけに国会でも議論白熱!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
145
恐ろしくもドケチな日本の行政、自衛隊への脅迫的な予算削減。自衛隊の意見を言えない立場を悪用し、必要経費がどんどん削減されている。転勤の引っ越しやPKF保険も自腹となる。震災の救助活動では大量の備蓄が使用されたが、災害時の消費に対して特別な予算を組めないため、備品をそろえるために隊員の給与が削減された。災害救助で使用された備品費は隊員の自腹に近い形となった。事実を話すと米軍は笑い出してジョークだと思い込んで最後まで信じなかったと言う。2023/04/27
ごへいもち
26
絶対服従みたいな資質が、求められているように見えるから不合理な事も耐えてしまうのかなぁ2020/07/28
神在月
19
これは多くの人に読んでほしい。、というか読まねばいけない本だと思うな~。災害などがおこると真っ先に自衛隊に頼るくせに、その自衛隊の実態を知ったらあまりのことに驚くこと必至。他の国と比べるとあまりにも自衛隊が気の毒。これでは国を守りたいという純粋な気持ちすら疲弊してしまうではないか!なんとかしなくてはいけないと心から思う。2023/02/04
犬養三千代
10
自衛隊は軍隊ではなく行政機関の一つでしかない。なので予算に縛られ自衛隊員がトイレットペーパーを自ら買うということが結構知れ渡った一冊。、雑誌の連載でえートイレットペーパー?!と驚いた。その節約は隊員の健康、車両の劣化にまで及ぶ。常に足りていない人員。熊本の支援に東北からトラックで4日もかけて行くか?新幹線のお金も出ない。明治の鉄道か兵隊さんを輸送したのとおお違い。朝鮮半島有事はなければいいがその想定も金不足は痛い。2019/12/01
乱読家 護る会支持!
9
自衛隊は、いざとなったら自分の命を犠牲にしてでも日本国民を守る仕事。 当然、日頃の訓練も過酷であり、訓練中の殉職者もおられます。 なのに、民間企業よりも給与は低く、トイレットペーパーさえ自費で買わないといけないという、ブラック企業でもありえへん労働条件で自衛官は働いておられます。 当然ながら優秀な自衛官はどんどん辞めていかれます。 期末になると燃料不足で出航できない護衛艦、クレー射撃の選手よりも少ない自衛隊の射撃訓練など、いざ有事になった時には戦えない状況にもなっているようです。 2021/02/05
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