内容説明
50年以上内戦状態にあったコロンビア。政府と左翼ゲリラFARCは和平合意したが、国民投票で覆された。朝日新聞記者がFARC野営地で取材し寝食を共にし、その実像と合意形成、破棄に至るまでの激動の3年間を描く。平和を希求する人々の声を届ける渾身の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
60
世界で最も危険な国コロンビア。FARC戦闘員の多くが男女とも10代からゲリラとなり、資金源は麻薬と誘拐。しかしその理念は富裕層の政治への不信と貧しい農民の側で民主主義を勝ち取ること。戦闘員も人間的な面と敵への非人道的な面を併せ持つ。2016年歴史的な和平交渉と国民投票でのまさかの否認、サントス大統領のノーベル平和賞は国際的世論によりその和平を後押しした。現在も道半ばで数多くの困難がある。ガルシア・マルケス「人間にどれほどの驚嘆の能力があるのか神が試そうと思い立たれた」とすれば今後は明るくならないはずがない2019/12/15
青雲空
4
コロンビアがよくなっているのか悪くなっていのか、また分からなくなってしまった。2023/10/12
kuroma831
4
数十年に渡って内戦状態にあったコロンビアで、2016年に政府と左派ゲリラFARCとの歴史的な和平合意がなされた際、中南米特派員として現地にいた記者によるルポ本。大土地所有制の残るコロンビアでは格差が大きく、建国以来政治的な動乱が続いたこともあり、左派ゲリラが支持を集める土壌があった。対抗勢力としての右派武装組織と左派ゲリラの双方の暴力が加速したことで、被害者となった民衆が復讐のために相手組織に入るという悪循環が数十年続いたという悲劇。和平合意が締結された直後に国民投票で否決される等、分断は激しく道半ば。2022/10/24
Megumi
3
FARCが生まれた背景と実態や、2016年の和平合意に至るまでのその後を描いた本。キャンプ地にまで入って取材していて、日本の新聞記者がここまで取材してるのか!と思った。そのおかげで、FARCのメンバーたちの人となりを知ることもできた。和平合意の後、学校に通い始めた女性の話には涙が出た。まだ道半ばだけど、これから先も関心を持って報道に目を配ろうと思った。2023/08/30
M K
0
面白いし短いしで一瞬で読んでしまった。2025/06/07
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