内容説明
実質デビュー作の『12万円で世界を歩く』から約30年。あの過酷な旅、再び!? 赤道、ヒマラヤ、アメリカへ、予算12万円で過去に旅したルートをたどる。30年で、世界はどう変わったか? 変わらないものは何か? 詳細な旅費の内訳付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
276
30年前の「週刊朝日」の連載企画「12万円で世界を歩く」―それは下川裕治のデビュー作でもあった―を、もう一度あらためて試みるというのが、本書+もう1冊。名づけて「リターンズ」。こちらは、1.赤道編、2.ヒマラヤ編、3.アメリカ編、4.バングラデシュに暮らすから成る。このうち、アメリカ編だけは約9万円のオーバー決算となったが、他はミッションをクリアした。それはひとえにLCCの発展のお陰であったのだが。もっとも、赤道編にしても、LCCを使えば簡単に達成できたのだが、それではポリシーが許さないと、わざわざ⇒2026/01/07
zero1
62
30年前の旅を60代になった下川が再挑戦。LCCに乗りインドネシアの赤道を目指し、ヒマラヤで登山の真似事を。アメリカではバス乗り放題の【アメリパス】廃止と物価高で予算オーバー。バングラデシュではアパートを借りて自炊?ミヤンマーとの間で難民問題となっているロヒンギャ族の話を現実問題として見た経験は貴重。この試み、タイや中国などでの二冊目あり。コロナ騒動でどこにも行けないが、本の世界は旅した気分を味あわせてくれる。2020/03/16
piro
32
下川さんが30年前に12万円の予算で旅した場所を再訪する企画。インドネシア赤道越え、ヒマラヤ、アメリカ一周と前回は無かったバングラデシュの村で暮らした様子が収められています。LCCの台頭でアジアの旅は安くなった一方、アメリカではバス網の衰退、物価上昇により同じ様な旅ができなくなった点が興味深かったです。アメリカの旅はひたすらバスに乗り続ける過酷さで、街の様子も殆どわからないw。そこは下川さんの旅なので…。バングラデシュの小さな村での生活は、豊かさというものが何なのかという事を改めて考えてしまうものでした。2020/07/19
Minamihama
20
やはり下川さんの物の見方はすばらしい。 2023/02/01
DEE
15
30年前に雑誌の企画で連載されていた「12万円で世界を歩く」を可能な限りなぞる旅。60を超えた著者が何日もバスに乗りアメリカを一周したり、ヒマラヤにトレッキングに出掛けたりと、そのパワーに圧倒される。 まぁ、かなり大変で心も体もボロボロになったようだけど… 沢木耕太郎が対談で旅はなぞっても同じ事を感じられるわけではないというようなことを言っていて、自分も確かにそうだと思うけど、人の数だけ旅の数があってもいい気はする。2020/07/16




