内容説明
誰かを好きだと言ってしまいたくて、誰かを嫌いだと言ってしまいたくて、でも、それがとても恐いことを招きよせてしまうような気がして──。甘えと優しさが毀れると、その向こう側には闇と憎悪がぽっかり口をあけている。サイモンとガーファンクルの名曲にのせて、80年代の「青春」の重さを描く15の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぜんこう
1
題名に惹かれて読んでみました。この「サイモン&ガーファンクル グレイテスト・ヒッツ」、僕はアルバム(LP)で持ってます。その全曲を題材にした小説集。 青春がつまってるのはいいんですが、最近、星新一や伊坂幸太郎を読んでるせいもあるけど、ちょっと文章がくどく感じました。 アメリカのドライな風が、この本では日本の梅雨時の湿った風になったような感じで、なんか読んだあと疲れた~。2012/04/10
Takeshi Sano
0
おーもしろかったぁ~2014/02/20
hiratax
0
(20060504)GWの実家帰省で読んだ。青春小説群。小林よしのりと筒井康隆のファンで祖母を殺して自殺した早稲田の付属高校生だった少年をテーマとした章などがある。 2006/05/04
笠井康平
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青春の青春の青春の書!2011/08/20