ものづくり「超」革命

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ものづくり「超」革命

  • ISBN:9784822289829

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内容説明

ものづくり企業は避けて通れない!
「プロダクト再発明」に今すぐ着手しよう

ソフトウェアやデジタル技術の急速な発展により、仕事や日常生活で使用している製品は今後、劇的に変化し、これまでのような「売って終わり」の製品は徐々に衰退していきます。代わりに台頭してくるのが、AIやさまざまなセンサーを搭載し、インテリジェント化・コネクテッド化された製品です。こうした製品ではハードウェア自体の機能よりもそこに組み込まれたソフトウェアが主役となり、販売後もリモートアップデートによって最新状態が保たれ、長きにわたってユーザー体験を高め続けられます。
ものづくり企業が今後生き残っていくには、現在の製品ラインナップをただちに見直し、こうした製品に「再発明」していくことが必須です。本書は、協調性や反応性、自律性を備えた製品の世界に、企業が「どのように」入っていけばいいのか、数多くの事例(テスラ、サムスン、キャタピラー、ハイアールなど)を通じて現場の声も紹介しながら、実践的かつ具体的に解説します。
また、第14章には、日本のものづくりの状況に即して、原書にはない特別章を追加しました。日本企業は製品の再発明がなぜ苦手なのか、どうすれば苦手を克服できるのかを解説しました。

目次

Part1 新たな世界にようこそ
第1章 製造業のデジタル・トランスフォーメーション
第2章 プロダクト再発明を促すトレンド

Part2 プロダクトのデジタル再発明
第3章 適応性、協調性、能動性、反応性を備えた新しい製品
第4章 ビッグシフト1 機能から体験へ
第5章 ビッグシフト2 ハードウェアから「アズ・ア・サービス」へ
第6章 ビッグシフト3 製品からプラットフォームへ
第7章 ビッグシフト4 電子機械工学から人工知能(AI)へ
第8章 ビッグシフト5 直線型エンジニアリングからアジャイルな「新時代エンジニアリング」へ

Part3 プロダクト再発明への道のり
第9章 プロダクト再発明に欠かせない七つの能力
第10章 リビングプロダクトやリビングサービスによる成功へのロードマップ
第11章 変革の現場の声
第12章 プロダクト再発明の実践例

Part4 未来の製品はこうなる
第13章 2030年を予想する
第14章[日本語版特別章]「プロダクト再発明」の鍵は製造業の社会価値創造にあり

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

33
非常に読み応えある一冊。今後の製造業/ものづくりの行き着く形の参考例をいくつか垣間見れた気がします。現在、ものづくりに関わっている方、これから関わろうと思っている方、共に一読おすすめの一冊です。2022/02/22

ほしの

2
これからはDevOps とかMLOps でビジネスって感じ。データサイエンスへの期待が過剰だと思った。2022/02/21

デューク

2
「変化の風が吹く時には、壁を作る人もいれば、風車を建てる人もいる」。そんな中国の古いことわざの引用から始まる、デジタル革命を乗り切る指南書。 製造業は今、第四次産業革命とも言われる変革の真っただ中にいる。そんな中で生き残るには、覇権を握るには、何を見て、何をすればいいのか。明確な答えが書かれている本ではないし、そもそも明確な答えなどない問いではある。だが先進企業の様々な事例と、コンサルタントらしい的確な分析により、変革をチャンスにするヒントが得られる一冊。おすすめ2019/12/19

YUJIRO

2
あらゆるものがインターネットにつながり、ハードでなくソフトが価値を生み出す時代が来ることを予告する。メーカーはこれまでのように、商品売り切りのビジネスモデルでなく、アズ・ア・サービスとして、顧客の目的や需要を直接的に満たすことが求められるようになると警告する。2019/10/03

Sanchai

1
装丁にある帯の文句「売って終わりの製品はもういらない!」というメッセージがすべて語ってしまっている。キーワードは「スマート・コネクテッドプロダクト」。分厚過ぎてカバーツーカバーで読むのは大変だが、同じ話が何度も出てくる印象。2020/02/19

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