内容説明
「頼りになる友達が狼に変身してしまった。そう思っているね」ステファニーは2年前、帰宅途中に一群の若者に襲われ、際どいところを社長のジェイクに助けられた。それ以来、手も触れられないほど男性不信の彼女は、事情を知るジェイクだけを支えとして生きてきた。それなのにジェイクの様子が、近頃おかしい。ジェイクを男として見るように仕向けられたあげく、ある日、無理やり唇を奪われてしまい、ステファニーは彼を拒絶する。なのに彼がほかの女性といるだけで息もできなくなる――
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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1
2年前に暴漢に襲われかかったヒロインは男性を寄せ付けず、ヒーローは友人として見守り続けていたけど我慢の限界に。男を感じさせる行動をとり始めたヒーローに怯えるヒロイン。いつまでもそのままではいけないと諭すヒーロー。でもレ〇プ未遂って現実には相当なトラウマで一生背負っていく傷ですよ。ヒロインを変わらせるのではなく自分が優しく変えてあげればいいのに。ヒロインから愛の告白をさせるように仕向け、自分からは絶対愛の告白をしないヒーローも変。ほかの女性とキスしたりデートしたりで嫉妬させようとしたのも男らしくなかった。 2019/09/09