モリロクちゃん～森さんちの六つ子ちゃん～（３）

著者名：朝倉世界一【著】

講談社（2019/08発売）

• ISBN：9784065165621

内容説明

はじめて言葉が話せた日のこと。ママが読んでくれた絵本。パパと二人きりでお留守番した日のうれしさ。たくさんのキラキラした、宝物のような時間。だけど、私たちはいつか忘れてしまう。ひとつも忘れたくないのに。――パパとママ、猫のハルと暮らす、仲良し六つ子姉妹のにぎやかな日々。やさしくて、おかしくて、とびきりあったかい気持ちになれる完結巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

なにやらとても幸福な時間を分けて頂いたような・・・。六つ子ちゃんたちにも個性があって、好みもいろいろ。そして一人では出来ない事も、助けてくれる五人がいる。洗濯物をたたむ奇跡、そんなささやかな瞬間にグッときた。「パパがお爺ちゃんになって今日の事を忘れてしまっても、わたしが覚えているからね」そんな言葉の尊さ。最初に発した言葉が「からあげ」ってのはちょっと・・・だけどね。幸せな気持ちをたくさん貰えた物語だった。

2023/11/29

[justdon'taskmewhatitwas]

世界に寛容になれる。上々。

2019/09/01