内容説明
「おちょくりガイのある女は好きだ──昔っからそれだけで生きてたから」という橋本治と「大人宣言したい。私たちの戦後民主主義と全共闘体験を総括したい。きちんと昭和に決別したい」と意欲を燃やす中野翠の過激で知的な対談集。昭和の終わり、平成のはじまり、そして平成七年の大事件──阪神大震災、オウム事件まで、社会の姿をみつめ分析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gokuri
3
平成元年、2年に行われた対談集。 今読むと、これから日本が停滞に突入していくことを感じざるを得ない、方向性もなく、焦点も不明な2人に会話といった雰囲気。饒舌な橋本治と、かみあわない中野翠の突っ込みが不思議。このまま本になっているのが違和感となって、よくぞ4回もまじめに対談したと思う。幕間の映画、ビデオのトークが救いかもしれない。2021/10/25
ねぎとろ
1
中野翠は頭の回転の早さと口の悪さだけの人で、中身は空っぽであることが確認できたことだけが収穫。 橋本治の話にはさすがにオッと思う所もあるが(中盤の通過儀礼のあたり)、基本的にはくだらない放談。2012/09/15
のんき
0
1995.12.4 第1刷
あーさー
0
1991年に発売された、中野翠さんと橋本治さんが“昭和の終わり”と“平成の始まり”をテーマにした対談をまとめた作品の文庫化。単行本はすでに入手していましたが、文庫化にあたっての加筆を読みたくて購入しました。新たな収録分はもちろん面白く、再び読み返すのも楽しかったです。2025/02/13
tkm66
0
読み物2002/09/23
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