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内容説明
決勝戦前、オールブラックスのロッカールームの様子を記録したスクープ報道(「1987年のロッカールーム」)。観客がよく飲む。これもラグビー文化なのだ(「飲んで肩抱き合って」)。あと101回は書くぞ。ジャパンが南アフリカをやっつけた(「序列を超えて。」)。1987年から8大会すべてを現地取材。世界のラグビーの潮流、ジャパンの変遷、開催国の文化・人間・ビールを通して書き綴られた、人類に不可欠な営みの祭典。その魅力を一冊に凝縮。24年間勝利のなかったジャパンはなぜ強くなったのか?その軌跡の記録はまさに白眉。本書はナンバー、ラグビーマガジン、スポニチ、東京・中日新聞などに掲載された記事に加筆・修正して新たに編集した文庫オリジナル作品です。書き下ろし【終章】「紙ナプキンの字はかすれた。」を収録。
目次
【序章】序列を超えて。
エリス少年の伝説/国籍問わぬ国代表/飲んで肩抱き合って/序列を超えて。/南アフリカ戦と大西鐵之祐の「奇蹟」。/ほか
【第1回大会 1987】1987年のロッカールーム
旅のはじまり/日本が豪州に大善戦/初の王者はオールブラックス/1987年のロッカールーム/ほか
【第2回大会 1991】我々には創意がある
宿沢ジャパン価値ある勝利/「神への奉仕が第一さ」/退屈なイングランドに非難の嵐/ほか
【第3回大会 1995】ネルソン・マンデラの大会
豪雨に消えたトリコロール/世界の果て、ロムーが止まった。/チェスター・ウィリアムズ(元南アフリカ代表WTB)インタビュー/ほか
【第4回大会 1999】プロ化の洗礼、変わるものと変わらぬもの
カーディフ/大会は総力戦/アルゼンチンの快挙/ダブリン市民は耐える/プロ化の洗礼、変わるものと変わらぬもの/ほか
【第5回大会 2003】予告された球の軌跡
タウンズビル発/スピードタックル/イングランド決勝進出――ウィルキンソンが全24点/ただ銀杯のために/ほか
【第6回大会 2007】ハートの大会
悲観と楽観。/ジャパン、燃ゆ。/アルゼンチン/油断の気配/存在感を示す、価値ある勝利/勝負を分けたハートの差/#8209/ほか
【第7回大会 2011】やっぱり、ニュージーランド。
やっぱり、ニュージーランド。/どう猛なドクター/オールブラックス、満身創痍で24年ぶり覇権奪回。/フランスはフランスだった/ほか
【第8回大会 2015】悲哀と誇り
狂気のリアリズムの発火点。/悲哀と誇り/世界よ、見たか。/トンプソン ルークはラグビーを知ってしまった者の自慢である。/ほか
【終章】紙ナプキンの字はかすれた。
感想・レビュー
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