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内容説明
日本人の生活は江戸時代に確立した!? 結婚・妊活から、ヒットソングにダンス、グルメまで……。江戸の大衆文化に精通する著者が、描かれた挿絵から庶民の生活史を読み解く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真作
4
質素倹約令に反するとの判断から、寛延年間に漆塗りの下駄が禁止に。それだけ下駄が流行していた一方で、江戸市中には裸足の人も多かった模様。裸足が禁止されるのは、時代を下って明治34年。蕎麦の二八は粉の比率ではなく、一杯の値段が16文ということ。一八、二六もあり。庶民が掛け算をできたことがわかる。2025/08/09
禿頭王
1
江戸時代の文学作品から現代社会との繋がりを見いだそうという雑学本。カルチャーセンター講師だけあって語り口は軽妙なのですが、挿絵の出典情報が本文に入ってくるなど、読みにくいと感じる部分も多かったです。また、甚句関連の記述は著者の強い思い入れが感じられますが、読者は置いてけぼりの感があります。コンセプトは面白かっただけに、編集者の腕の悪さが惜しまれます。2023/02/22
アニータ
1
全般的には現代とつながる江戸の暮らしで興味深かったです。が、ご当地ソングー甚句の章は面白くありませんでした。 寺子屋の章で、富裕の町人の子として紹介しているのは武士の子では?と思ったのですが、専門家が間違うはずはないかな2021/12/08
桃楼園
1
さし絵を見ながら、江戸時代の生活を解説した1冊。歴史の授業ではあまり扱われない庶民についてわかる。現代に通じる部分が多く書かれている印象。2019/10/04
パトリック
1
江戸の黄表紙本などの挿絵からくらしの様子を網羅的に紹介した本ではないかと読む前に想像したが、途中から現代世相との比較が多くなってくる。「江戸時代の育児と幼児教育」の部分に出で来る「数え年」についての作者の所感だが、江戸時代には「ゼロ」という概念がなかったので、生まれたら一歳になるのは当たり前。おまけに太陰暦では月の満ち欠けがひと月で一年の日にちに足りず、頻繁に「閏月」が必要になり、何月何日と言う誕生日はあまり意味がなく、年が変わると一斉にプラス一歳と言うのは合理的なのだ。意外に知らない人は多い。2019/08/27
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