Nemuki+コミックス のこのこ（1）

著者名：明治カナ子【著者】

朝日新聞出版（2019/08発売）

• ISBN：9784022142818

内容説明

のこの誕生日は絶叫から始まる!?　毎年、影人間と呼ぶ、のこと兄しか見えない存在から貢ぎ物が届くのだ！　去年はサンマ、今年は動物の死骸。それを決して受け取ってはいけないと兄は言うのだが……!?　不思議女子のこのヘンテコで怪奇な日常！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

またもや素敵にヘンテコダークで面白い！今回は現代日本FT。都会に憧れる普通の女の子、のこちゃん。影人間に貢がれてもつきまとわれても、完璧な兄とのほほん世間知らずオーラで問題なし。先輩とガールズトークなんか楽しむフツーの女の子…のはずがっ！影人間の『福の神』ってそういうコトですか。面白い～！早く次巻を！！

2019/08/28

[コリエル]

明治カナ子さんの現代ファンタジーなんだか新鮮。ラストのエピソードとか諸星大二郎味があって程よくホラーのいい感じ。

2022/12/05

[saku88]

傑作間違いなしと思った「一変世界」がわずか三巻で打ち切りになったので心配していたら、今度はネムキというぴったりの所を得た。絵柄も話もどんどん軽く読みやすくなっているが(捨て子の「妹」には吹き出してしまった)、人ならざる者(今度は人間もか)の不吉さは相変わらず。ネタばらしが思ったより早いのは、ペース配分を意識したためだろうか。

2019/08/21

[トリニト]

相変わらずな突き抜けるオカルトファンタジー。面白い！

2019/08/18

[たしたし]

この世界観大好き! 明治先生の頭の中は一体どうなっているのかしら。 不気味なのにすごく面白くて、怖いのに嫌な感じがしないのが独特。 なんというか、読者を怖がらせようとか、露悪的なものを見せようという計算がまるでないのが新鮮なのかも。 明治先生が普通に漫画を描いたらなぜかホラーになってしまうのではと疑っています。

2020/10/03