GA文庫<br> 迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?

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GA文庫
迷宮街クロニクル1 生還まで何マイル?

  • ISBN:9784797350623

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内容説明

一昨年、突然京都を襲った大地震。それをきっかけに口を開いた大迷宮からは怪物たちがあふれ出し、当初自衛隊に掃討させようとした政府はそれが有効でないと悟るや、一般人の志願者に迷宮の探索を委ねた。
怪物を倒し、その身体の一部を換金することで莫大な利益を得る現代のゴールドラッシュ。そのリスクは死亡率14%といった数字になって、志願者のもとに返ってくる。
京都・迷宮街。今日もここで様々なドラマが幕を開ける。命を預けるメンバーは、たとえば恐ろしく綺麗な双子の少女。人は様々な思いを持ち、今日も迷宮に降りる――。
Webで好評を博した群像劇に大幅な加筆修正を施し、ついに書籍化。

※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュエパイ

9
迷宮+ファンタジー系で、ファンタジー系だから人がポンポン死にやすくって、初めて魔法を目の当たりにした感動やら恐怖やら、鋼の塊のような剣の感触や、それで敵をぶっ叩いたりって描写はよく読む気がするのですが。ただ、防具がつなぎ一辺倒になるのは珍しい気がするな・・・!あと、オムニバス形式で描かれているのかとおもいきや、①表記の人があっさりとお亡くなりになったりするのが意外で驚きましたー。完結してるのかな?今度続きを見かけたらかってみよー2016/02/11

しいかあ

3
京都でWIZ#1をやる話。あの世界観をどう移植するかというのも見どころ。例えば性格や宝箱の設定、ダークゾーンはどう見えるかなどなど。いかに派手な冒険活劇を繰り広げるかよりも、いかに冒険をマネジメントするかということの方に重きが置かれているので一見地味。でもそれが面白い。それと、たぶん作者はなにかスポーツをやってんだろうと思うんだけれど、人の体の動かし方や回復の仕組みについての描写が割と丁寧に書かれていて感心した。何やらボッタクル商店の影がちらつき始めたような感じのする所で話は終わっている。次巻にも期待。2013/06/18

kokekko

3
初GA文庫。こんな面白いラノベひっさしぶりに読んだ。2006年頃web上で連載されていた『和風Wizardry』という小説の加筆修正版である模様。自分はこの文庫がファーストコンタクト。大地震で京都に生まれた地割れから出てくるモンスターを、殺して切り取って売りさばくため地下にもぐる人々の群像劇。登場人物の平均年齢は三十歳くらいになるんじゃなかろうか(笑) 現代日本の日常と人が簡単に死んでしまう世界の対比および一体感、そして作者の人間観察眼にしびれる。作者がやりたい事やってる感満載で楽しい。2011/04/20

へいちょー

2
合わなかったな...。だけれど面白くないというわけではないんだな...。読みにくいというか、そういうニュアンス。これが群像劇なのかな。物語が多すぎる。つまり、情報量が多い。だから読むのがつらい。換言すると、丁寧に描写されているとなるが、いやはや自分いにとっては読みにくい。やはり慣れだな。 コンテンツはというと、迷宮物を現代的な視点を通して書かれているので、やはり現実味(すなわち惨さ)がある。つまるところ、内容は評価に値しますね。合う人に合うのだろうな...。2016/02/23

ひぐ

2
結構好き。冒険もので、人があっさりとなくなるのってあんまり無い気がする。ちょっと主人公の進歩が早すぎる気がするけど、それはそういうものじゃないとお話が成り立たないからいいんだろう。続きをさっさと読もー。2013/10/16

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