グローバル社会における異文化コミュニケーション―身近な「異」から考える

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グローバル社会における異文化コミュニケーション―身近な「異」から考える

  • ISBN:9784384059373

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内容説明

異文化コミュニケーションへの理解を段階的に深める
「グローバル社会」のなかでみすごされがちな「異」を通して異文化コミュニケーションの概念を学び、理解を深める入門書。
基礎的な概念の説明と、現象を批判的に分析する提言を盛り込んだ「基礎編」、その概念を応用してさまざまな現場の分析を行う「応用編」、時間軸と空間軸をさらに広げて考察する「発展編」の3部構成。
各章いずれも身近な「異」を導入とし、章末には考察を深めるための問いとディスカッションのヒントを提示。

-----「はじめに」より-----
これまでとは違った視点でまわりを見わたすと、意外と身近なところに自分とは別の文化背景をもつ人たちがいるのに気づくはずです。自分と変わらない日常を送っていると思っていた隣人がそうではなかったと気づく、つまり自らの「あたりまえ」がそうではなかったと知ると、これまで平気で他者を傷つけていた自分がみえてくるかもしれません。あるいは、社会で通用している「あたりまえ」に傷つけられた自分を通して、その理不尽さがまかり通る社会をどう変えていけるのかを考えはじめるかもしれません。「異文化コミュニケーション」の学びは、「あたりまえ」を疑うことから始まるといっても過言ではないでしょう。
本書では、グローバル社会のなかでこれまでみすごされてきた「異」を取りあげ、差異が生み出すさまざまな関係性がどういうものかを明らかにします。そこに生じる不均衡な力関係を維持していくのか、それとも変えていこうとするのか、コミュニケーションの〈想像/創造する力〉が試されているといえるでしょう。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アルミの鉄鍋

1
★4 恐らくは高校〜大学向けで先生が使う様な本なんだけど、こう言う解のない問いを発信する本が好みなのでとても面白く読めた。特にドイツの移民政策に対する内容は別書で学んだ事の補足として楽しめた。2019/05/16

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