内容説明
たった一人で魔神と戦い続け、ついには魔神王まで倒して生還したら、王都では既に10年が過ぎていて、すっかり英雄扱いされていたラック。
名前を変え、英雄であることを隠しつつも、人類の新たな敵・ヴァンパイアロードを討伐した彼は、次に、召喚されつつあった邪神の頭部を撃退。
王都の守りを固めるとともに、新たな仲間ミルカを迎えて、よりにぎやかな生活を送ることになったのだが――?
「ぼくはシアの妹のニアと言います。姉がいつもお世話になっております」
「――ロック! ロックではないか! 忘れたのか? 我だ、ケーテぞ!」
ある日、そんなラックのもとに、シアの妹・ニア、さらにはドラゴンの娘・ケーテまでやってきた。
狼の獣人族の族長の娘として、ヴァンパイアを狩る戦士にならなければと言うニア。
一方、ケーテは、ゴブリンたちに占拠された竜族の遺跡を取り戻してほしいと言う。
シアとともにニアを育てることに決めたラックは、早々に竜族の遺跡を狙う者の正体がヴァンパイアだと見抜き、その「狙い」を打ち砕くため、ケーテと協力して立ち上がる――!!
「小説家になろう」で200,000ポイントオーバー!!(2019年6月25日現在)
元・勇者パーティーの最強魔導士ラックが、愉快で強い仲間たちと、時にのんびり、時に無双して楽しい毎日を過ごす大人気ストーリー、第3弾!!
※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
21
相変わらずヴァンパイヤーに遭遇しては全滅させる話が続く。かつてのパーティーで久々の戦闘でオヤジ達はテンション上がって楽しそうではあった。新キャラはドラゴンと狼獣人の妹。話は薄味。2020/05/09
TcodeF
2
何か違うパターン?とおもったらやっぱりヴァンパイヤに遭遇→殲滅パターンが定番化しているような気がする。目新しさがなぁ・・・2020/05/31
真尋
1
シアの妹ニアとケーテ登場、10年前のチームで討伐に行く3巻。キャラが増えただけで中身は薄味、折角10年前の古株メンバーでの戦いの場面なのに結局主人公無双で終わってしまい勿体ない。巻末で書かれたお友達の作家名をみてゴブリン討伐の描写に納得。2021/12/22