毎日新聞出版<br> 令和ニッポン改造論 選挙に不利でも言いたいマニフェスト(毎日新聞出版)

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毎日新聞出版
令和ニッポン改造論 選挙に不利でも言いたいマニフェスト(毎日新聞出版)

  • 著者名:玉木雄一郎
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 毎日新聞出版(2019/08発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620325958

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内容説明

野党代表にして、自称「土着の保守政治家」が、斬新な憲法改正論、家計第一の経済政策、「子ども国債」による教育改革、国防としての農業……などを新時代に本気で問う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Sakie

15
地元出身で、人柄も好きだが、時間の制約や取材者の意図に邪魔されず政策をじっくり聴くことが難しかった。この自筆本は程よい硬さの文章で読みやすく、お勧めだ。数字ベースで考えることができ、なのに正しい肌感覚も持っている政治家の印象が覆されることはなかった。改憲論も子ども国債も、じっくり説明されれば理解できた。食料安全保障は言わずもがな、農業や教育への財政投資も「人重視」からぶれない。政治は社会を変えることができる。一般の国民にとって至極真っ当な内容なのに、伝わりにくい現代の歪さを、本人に成り代わり憂慮する。2019/09/25

nishiyan

9
玉木雄一郎国民民主党代表による政策論集。同時期に出た別書が読みやすさを重視したのに比べると新書サイズながら全6章、押し出したい政策について濃密に紡がれている。第3章「農業は重要な「国防政策」です」は読み応えがあり、農家への所得補償制度を活用してのGAP基準に即した生産方法への転換等、丁寧に解説されており目から鱗が落ちた。また大平正芳元首相の「田園都市構想国家構想」に言及しているところが特によかった。玉木氏には古くて新しい「土の香りがする」政治家として、政策を掲げ、ご自身の考えをどんどん発信してもらいたい。2019/08/17

関東のカササギ

2
有権者も政治家を知らなきゃな、ということで読みました。人柄の良さが伝わってぎした。ただ、所々???となるところがありました。例えば日本は昔から多様性を認めてた、ということで古代の渡来人を例に出しているのですが、別に多様性どうこうで渡来人を受け入れていた訳ではないと自分は思います。もちろん、考えていることを正直に書いている訳ではないこと、加味する必要あると思いますが…。2020/08/14

みじんこ

2
代案を示し、責任を持つという姿勢は好ましい。義務教育の年齢の幅を広げるなど、その発想はなかったと思わされる考えもあった。金融所得課税の話などは初めて知った。所得や賃金の問題も解説されており、格差や相対的貧困など社会が現在の状況に至っている仕組みなどを知るうえで勉強になる。他に、先の大戦に至った経緯なども踏まえ、農業を国防政策として捉えたいという思いが特に伝わってきた。林業にも触れており、ある意味土の臭いのする昔の政治家の趣もある。未来に向けて必要な所に投資、税金を使用をしていく試みはぜひ実現させてほしい。2019/10/20

TMFM

1
玉木代表が言うように、「中道」であると感じた。単に右か左か、あるいは財政拡大か緊縮かといったイデオロギーに立つのではなく、現実的な問題を受けてそれを是正するための政策を掲げている。 実行上の課題は既得権益層をどう納得させるかという点であろう。2020/03/09

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