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内容説明
「いま、専門知識を持たない人間はどのようにテクノロジーと付き合うべきか?」という疑問に応える1冊。興味深い事例とともに、「テクノロジー×産業・民主主義・国家」への著者の思索と、その方法論のエッセンスが綴られる。読者は知的興奮を覚えながら、「技術という要素を入れた思考法」を養うことができるはずだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaichiro
84
最近20年のITビジネス動向、各国対応などを纏めた参考書。モバイル機器、SNSの広がり、個人情報獲得競争の状況、本格的なDXへの考察、カギとなるアーバナイゼーション動向など、企業の中期経営計画を策定する際に必要なkey wordはほぼ網羅。但し、この手のレポートは現状のスナップショットでしかなく、一年後は全く異なる纏めになっている可能性は大きい。変化に敏感となりそれに合わせて手を打つフォロワーとなるか、革新的なアイディアで勝負してドミナントを狙うか。どちらも茨の道。企業経営は益々タフさが求められます。2019/09/17
Tenouji
19
主に情報通信系技術の進歩が、各国の経済事情にレバレッジをかける現状と、大国のヘゲモニー闘争を、どことなく、SF的、哲学的言い回しで、語る内容。日本の置いて行かれ感が強く出るため、あまり明確に語られない内容だったので、面白かったが、新しい視点は無かったかな。2019/11/11
いわにほ
18
次の産業革命・経済バランスの変化に関する本はいくつもあるが、本書はそれを語る材料として「非成長のインターネット」「スタートアップに資本が流れるしくみ」「個人データ保護と活用」「米中印のポテンシャル」「テクノロジー冷戦」と言う切り口でみた事実を利用している。◆21世紀のハルノートといわれるペンス演説(2018/12)にて、国際関係のメインイシューがテクノロジーに変わったことを世界に知らしめ、戦っていく決意を表明した。この本を読むことで、演説で語られている背景がより理解できた。2019/09/16
なななな
16
読みやすく、例も最近のものをわかりやすく使って理解を助けてくれています。タイトルのイメージよりも優しく書いてくれています。よく言う「冷戦後の構造」が、「イデオロギーではなく、安全保障・経済・技術の標準化」というのが、概念だけでなく”はらおちする”感じが、「教養」っぽいですよね。2019/08/16
まろにしも
14
2007年にスマートフォンが登場し、10年後、スマホの成長は止まった。これから始まるのは、コンピュータの外の世界でのデジタル化(DX)。デジタル戦争の枠外にいた産業がこれから一気に、テクノロジーにより再定義される。既に中国はテクノロジー先進国へと成長し、インドは最先端テクノロジスト供給国家となった(もはやコールセンターなどのオフショア拠点ではない)。いま求められているのは、テクノロジー・オタクになることではなく、デジタル×既存産業=NEWの方程式を解くこと。差し詰め(画損認識、身体能力)×(医療、農業)=2019/09/16
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