内容説明
「ネットと愛国」以降、日本の右翼化、ネトウヨなどを告発してきた第一線の人気ジャーナリストが現在の「愛国」という名の「亡国」を告発する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rico
63
ラグビーW杯の「君が代」にうるっときて、即位の令で天皇皇后両陛下のお姿に心動かされ、自分の中の「愛国」的なものを自覚。で、それが悪しきものに取り込まれないよう自戒をこめて読んでみたけど、結局自分たちの不安を「愛国」という旗の下、生保受給者や外国人等反撃できない人達にぶつけ、溜飲下げてるだけの「ちっちぇーヤツ!」(チコちゃん風に)の集団てこと?これは「愛国」とは違うだろー。暮らしの基盤の底がぬけ、余裕をなくしてる人が増えてるのかな。海外にルーツを持つ人も含め、色々な人が心地よく生きられる国であって欲しいな。2019/10/23
skunk_c
51
雑誌等に書いたものを再構成したので部分的に重複がある。しかし在日コリアンに対するヘイト、沖縄、右翼、貧困と生活保護と、現代の重要な社会問題に目を向け、問題点をえぐり出していく著者の姿勢がよく出ている。こうした本を中高生あたりが読んで、問題意識を感じてもらえればなと思う。また、本田靖春、笹川陽平、池口恵観といった人物にも目を向けている。この著者に関しては、弱者に寄り添う意識の高さには共感できるが、例えば在日コリアンや沖縄に対する差別について、差別する側にあるにもかかわらず「同じ側に立つ」姿勢が少し気になる。2020/01/05
hatayan
32
『ネットと愛国』の安田浩一氏が右翼、移民、沖縄、ヘイトスピーチのルポをまとめたもの。 戦中派の政治家である古賀誠は改憲や愛国の運動が必ずしも善ではないこと、野中広務は本土の安定が沖縄の犠牲の上に成り立っていることを早くから気づいていました。 著者が生活保護を国民の権利であると繰り返し強調するところにはやや違和感を覚えますが、貧困は自己責任であり努力が足りないと溜飲を下げるだけではことの本質は見えないとする主張には頷くところがあり、自分の中で繰り返し立ち止まって考え続けていく必要があると思える一冊でした。2019/08/09
活字スキー
27
【この20年余、私の取材はすべて道が繋がっている。しかも、道を埋め尽くしていたのは、むき出しの悪意だった。そして沿道には必ず「愛国者」の姿があった。「愛国者」は叫ぶ。進め。戦え。守れ。追い出せ。吊るせ。さて、行き着いた先には何があるのか。これ以上壊されてたまるか。人も、地域も、社会も】安田浩一さんの著書を読むのはこれが初めてだが、2013年に大阪十三でのトークイベントで拝見した時から変わらぬ活動スタイルを頼もしく感じると同時に、いまだにヘイトが蔓延する現実社会を残念に思う。 2019/09/19
こも 旧柏バカ一代
26
愛国を声高に叫び、マイノリティーへ罵声を浴びせる奴等。純粋にそれを信じてる奴、金儲けのためにそういうポーズでいる奴、それを利用しているポピュリストな奴。その根底にある貧困。移民を認めないが労働力としては欲しい。そして酷使して恨みを買う。沖縄へのデマとヘイトも沖縄戦を知ってたらよく言えるとも思ってしまう。そして生活保護へのヘイトは本気で馬鹿としか言えない、明日は我が身って事が頭に無いのか?あぁ本当に胸糞悪い。追記:ヘラヘラ笑いながらノリだけでヘイトをする奴等は心底軽蔑する。2020/03/16
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