内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
アイザック・ニュートンの代表作『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』の全訳を全3巻で復刊。出版当時から難解と言われた原典を、現代の科学者が「内容そのものの解明理解を目的」として翻訳。巻末注には、微積分の定理を使った別証明、原典では省略された証明の内容、現在の視点から見た物理的概念の解説がまとめられている。最終巻となる第3編「世界体系」では、前2編で述べられた理論を、惑星、衛星、彗星などに適用し、太陽系内の諸現象が「万有引力」の法則によってまとめられる。また、全巻の結びとして書かれた「一般注」では、「私は仮説をつくらない」という有名な言葉とともに、自家の神学が説かれている。【本書の内容】第3編 世界体系 哲学における推理の規則 現象 命題 月の交点の運動 一般注訳者注索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
roughfractus02
8
真空内と媒質内の2種の運動から幾何学を用いて力(万有引力)の存在を立証(順問題)した著者は、同様の手順で現象から法則を導出し、哲学における「自然」が数学的な秩序によって成り立っていることを推論する(この場合世界は媒質に満ちた地球であり、宇宙は真空内での多数の天体が運動する空間である)。「世界体系」と題される本巻は、数学による存在的証明(神の存在証明)の形を採る。教養7学科のステップを踏襲する著者は、一方で中世まで積み上げられた知という巨人の肩に乗りながら、他方で万有引力でできた新たな力の時空を見据える。2019/09/04
takao
1
ふむ2019/08/14
-
- 電子書籍
- 傷だらけ聖女より報復をこめて 43話「…
-
- 電子書籍
- 異世界でチート能力を手にした俺は、現実…
-
- 電子書籍
- みんなに必要とされている人の「ひと工夫…
-
- 電子書籍
- ハリウッドに恋して ハーレクイン
-
- 電子書籍
- さよならの先で待ち合わせ。 魔法のiら…